2010年5月3日月曜日

突発性難聴入院治療の記録

★ 突発性難聴入院治療の記録 ★

  • 2010/03/26(金) 正午過ぎ、発症
  • 社員食堂で昼食中、右耳に耳鳴り発生。 やがて音が響く感じがするようになり、聞こえにくくなる。
  • 土日は安静にして、回復しなければ医者に行こうと決め、そのようにしてみるが、やはり回復せず・・・
  • 2010/03/29(月) 午後、会社近くの耳鼻科を受診するも、「明日仕事を休んで大きな病院に行くよう」指示される。
  • 2010/03/30(火) 午前、入院確定。

[ はじめに ]
最近、検索エンジンから「突発性難聴」をキーワードにして飛んでこられる方が見受けられるようなので、少しでもお役に立てればということで、自分自身の入院生活や、投薬、点滴、その他の記録をなどをまとめておくことにする。

尚、一部の質問サイトで「私の家族のxxが突発性難聴になったようです。どうしたら良いですか」 「費用はいくら位かかりますか」などと書き込んで回答を待っておられる方を見かけたことがあるのだが、この病気はそんなことをしている間に治癒確率を下げることにつながるのを肝に銘じよう。
病気に気付いたら、一刻も早く耳鼻科にかかる。 症状が重い場合は、できるだけ設備の整った病院を紹介してもらうこと。 とにかく早期治療が大切だ。 自分の(あるいは家族や友人の)カラダが大切なら、入院をためらってはならない。


[ 聴力検査の記録 ]
おそらく聴力検査の結果が「最も説得力のある資料」になると思うので、最初に貼り付けておくことにする。



左が入院当日の3/30分。 右耳からはほとんど何も聞こえない状態で、ヘッドフォンから大音量を出された状態を音としてではなく、痛みに近い刺激として感じるのに近い状態だった。 ちなみに、前日に受診した耳鼻科で行った検査結果もほぼ同様だ。 要は「重症」ってことですな。
中央は2回目の4/02に行った検査結果。 低音域の回復が見られ、全体的に少し音を感じられるようになってきた。
右側は5回目の4/13に行った検査結果。 さすがにデータのコピーは面倒なのか「全部欲しい」というのは難色を示されたので途中は飛ばしてある。 追加で書き込んであるのは、その直近 4/09の検査結果ね。 少しではあるが改善している様子が見られる。 ちなみに、このあと 4/16にも聴力検査をしたのだが、ほとんど変化がなかったようなので敢えてコピーをお願いするのは止めておいた。


[ 入院中の記録 ]


[ おわりに ]
正直なところを記しておくと、私もまだ完治した訳ではなく、少しばかり後遺症が残っている状態だ。
耳鳴りと閉塞感がまだ少しあるのと、500~2KHzの間にまだ聴力が戻りきっていない「谷」のような音域があり、自分の出した声もそのせいか少し違和感を感じるのが現状。
まぁ、実生活上問題にならない位まで聴力は回復してくれたし、高い周波数の聴力は意外と落ちていないので、「音の鮮明感」もさほど失われてはいない。
退院後二週間した今、これを書いている訳だが、何とかステレオ(スピーカー、ヘッドフォンとも)で音楽を聴いてもまともに聞こえるようになってきたのかな・・・ というところかな。 あとは「時間が解決」してくれれば万々歳なのだが・・・


[ 退院後の追記 ]

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