私の記憶が確かなら、以前
2018年頃はこのテのデバイスの補給活動なんかを頻繁にさせてもらった結果、そこそこ入手できたヤツの味見もしていたように思う(笑)
ここ何年かは自分の懐具合も鑑み、価格が高騰しそうなアイテムには手を出さないように心がけているつもりではあるんだけど、立ち寄った先で不意に珍しいアイテムに巡り合わせたりすると、購入するかを迷ったりするのもまぁ仕方ないところですな。
ということで、ずいぶんと久しぶりに購入するチャンスが巡ってきたゲルマ君。 自分の記憶の中から評価手順なんかが薄れないうちに、今回もいつもの半導体アナライザ DCA75君にかけて「味見」の儀式を済ませておきたいと思う。
はい、手順の最初は、調べたいデバイスのリード線
3本をDCA75に接続して「Identify」してやり、それがどんなデバイスで、後にグラフ化する場合の大まかなパラメータの目星を付けるという儀式が必要だ。
私が普段たくさんのデバイスを比較するときには、最初の
1つだけ
Identifyで認識させて、同じ接続でどんどんデバイスを交換して画面上にグラフを重ねて行く方法を使うんだけど、今回は全数
Identifyして
hFEを調べて控えておき、グラフをプロットするときのパラメータを固定して、トランジスタとしての最も特徴を掴みやすい IBをステップ状にプロットして IC/VCE特性を個別のグラフとして描画させた上で
TAB区切りのテキストなんかも保存しておこうと思う。