これまでの記事では DC/ACインバータ本体を
(真空管アンプをはじめとする中高圧電源として) 応用する場合に必要になる改造、それに追加が必要な回路なんかについても検討や実験をしてきた。 実験の方もそれなりに順調に進んでいるということで、日本橋電気街をうろついた際に同じのを買い足したりもしているのだが・・・ 前回
2月15日に追加購入した個体がイマイチだった話題を記させてもらったのはまだ記憶に新しい。
持ち帰った直後にハコを開けて写真を撮ろうと本体をプチプチ袋から取り出そうとしたんだけど、本体樹脂製ケースの表面加工が激しく変質、袋と癒着して
“ねちょねちょ” になっていた辺りから雲行きが怪しくなってくる、と。
今回はハズレを引いたかな・・・ と思いながらも、どうせ本体のテストが終わったら分解して樹脂製ケースは廃棄するつもりだったんで袋から出さずに放置していたのだが (苦笑;
いやはや、
前回の記事を大体書き終えたタイミングで
「そろそろ動作確認やっつけて分解するか」と考えて火を入れてみたところで、何となく今までの個体と動作が違うところに気がついた次第。
- 電源を入れた際、異常を示す赤ランプ点灯から 2~3秒で緑色ランプに移行する
- 電源を入れた直後、内部がヒートアップしていない状況でもファンが回転している
これまでは赤ランプ点灯状態を見たことはなかったし、テストで使っている状況下ではファンも回転しなかったんで、明らかに別物
(あるいは別バージョン) が存在しているというのは間違いなさそうだ。 ということで、おそるおそるねちょねちょに変質した樹脂製ケースを開けてみたのが上の写真。 この時点で
「何ぢゃこれは」状態ですwa