前回
1月15日の記事では
“AquesTalk pico”に
HT82V739による簡単なアンプを接続して喋らせる実験をしてみた。
結果の方も特に問題なく、力強く喋ってくれるようになって万々歳と考えていたのだが・・・
自分がゲイン控えめのセッティングにしていたせいもあるんだけど、
「思っていたほどフルパワーで喋らない」という挙動が気になったので、
「ゲインが落ちる原因は何だ」と、少し調べてみることにした。
内部のブロックダイアグラムはこんな感じ。
オペアンプの応用回路なんかでもよく出てくるパターンだが、
“Aud In”から先の回路って、一般的な
ゲイン×10倍の反転アンプなのよね。 つまり、-入力はイマジナリショートなんで、
“入力インピーダンス≒R”ということになりますな。
で、Rってなんぼやねん?
IC内部に作り込まれている
“拡散抵抗”って、相対精度は結構高いらしいけど、
絶対精度はダメダメという話も耳にするワケで、
「作る度に値は変わるのでデータシートには書きません」というのがオチかも知れませんなぁ(苦笑) 実際どこ探しても書いてない・・・
親切な・・・というか、フツーのお会社さんだったらこのテのAC特性もちゃんと載っけてくれるはずなんだけど、さすが大陸のメーカーだわ(笑)
実際のところ、
秋月のコレには 20KΩの半固定抵抗が載っているんで、自分としても
「R≒20KΩ位だったらイイな」と思いながら試作したんだけど、かなり低めな雰囲気が・・・
きっと数KΩ位しかないんだろうなぁ・・・
ただ今鋭意調査中でごぜ~ます