2012年1月15日日曜日

音声合成LSI AquesTalk pico“ATP3010F4”その4

日の日本橋でのお買い物で仕入れてきたオーディオアンプをサクッと動かして喋らせてみた


はりというか、最初に試したのは HOLTEK謹製“HT82V739”君。

ほかのICも試してみようと最初は考えていたけど、何となくこのICだけで十分な気がするなぁ(笑)
何せ1個52円だし、外付け部品は少ないし、結構出力もでかいし・・・
ちなみに、秋月さんでも DIPタイプのが2個100円で購入可能で、その気になれば SOPタイプ+変換基板VR付きというのもあるようだ。


路はこんな感じで・・・

資料の切り貼り+手書きで失礼

ちなみに、既にご存知の通りマイコンの音声出力は PWMなので、今回は二次のローパスフィルタを入れてある。 PWM出力がフルスイングすると仮定してアッテネートし気味の Rx=22KΩ、VR=10KΩ (図中の「やや控えめ」参照)でセッティングしてあるが、アンプがサチるほどのレベルには到達していないようだ。 もしもっとガンガン鳴らしたい場合図中のコメントに従って修正 続編その5を参照してみて欲しい。

それともう1点、CE端子の処理。
これも発声していないときにアンプの消費電流を下げるという意味では有効なのだが、どうしてもクリック音が出てしまうので、消費電流にこだわらないのなら「GND直結」の方が良いかもしれない。


後に、上記定数でのフィルタ特性。

赤い線は、1段目のフィルタコンデンサ“0.01uF”両端、緑の線はフィルタを2段通過して分圧されたあとの“VR”両端の信号レベルを表している。
ちなみに、実測ではなく「PSpiceでのシミュレーション」なのでご了承を

ではでは、力強く喋ってくれるようになって万々歳ということで、今日はこの辺で・・・



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