先日から何回かに分け、製作途中の写真をごく単発的にご紹介させていただいたんだけど、それぞれの記事に写真×1枚だけではやっぱりイメージは湧きませんワなぁ
ということで、現状としてはまだまだ最終形ではないのだが、表示ユニットとして体裁が整ってきたところまでを
「一区切り」として、作業途中の写真なんかも使いながらざっとご紹介させていただきたいと思う。
それではそれでは、ちょいとレトロな単管VFD
“LD8113”ネタ、一旦巻き戻しつつ再スタートしてみますかね
はい、こちらが受領した部材とマニュアルが入ったパッケージですな。
当初は自分で
「フルスクラッチ」するはずだったんだけど、基板の作成とキット化の情報が入ってきて
「ぐらっ」と来たというのが正直なところ。
ちなみに私がこの
“LD8113”というVFDを最初に入手したのは10年以上前の話で、その当時は一通り「味見」をした後、
PICマイコンを使った周波数カウンタにまとめておいた。 これも今見直してみると色々改良願望は出てくる訳なんだけど、とりあえずまたの機会に。
次の写真は、先ほどのパッケージから取り出した構成部材一式を並べてみたところ。
抵抗、コンデンサ、半導体、機構部品などのパーツ類は、カテゴリ毎の小袋に入れられており、元々それほどの部品点数でないこともあって分類は比較的容易な部類に入るかと思う。
要注意点としては、電源回路に使用するコイルが2種類存在していることかな。 VFDのヒーターを点火するための電源と、アノードに供給するための電圧を生成する電源、それぞれ目的が違っているので 220uHという同じ値であるものの、大きさの違うものが用意されている。 ここではヒーター用により電流が流せる(=巻き線抵抗が少ない)大きなコイルを使うのが正解だ。