2013年6月2日日曜日

ジャンク箱からの出土品 ~ ステレオMPX合成回路実験基板

日の昼間(もう昨日になってしまったけど・・・)、ちょっと捜し物があったんで、押し入れの奥にしまい込んでいるジャンク箱を引きずり出して中身の整理をしていた。

メインの捜し物についてはまた今度という感じなのだが、いやはや、色々と懐かしい過去の製作物が出てきますなぁ
あまりにも懐かしい(色んな意味で)ブツが出てきたんで、ちょっとだけご紹介しておこうかな(笑)


い、コチラの基板でごぜ~ます

過去にさかのぼること 30ン年(笑)。 まだ私が学生だった頃になぜか FMステレオトランスミッターを作りたいというのが仲間内で広がり、できればハイパワーな送信機で電波に乗せて「簡易FM局が作れれば良いね」なんてコトをたくらんでいたと。

そんなこんなで、当時私がステレオMPX合成回路を試作したヤツですなぁ・・・
確かイマイチ性能が出なかったんで、途中で放り投げて別の回路を試そうとしてる間に卒業してしまったんだっけ(爆;

そこで本日の「お題」は、この基板上に載っている特徴的な部品にフォーカスをあててみようかなと考えているワケでして。 はい。

まずは上の写真で右端に見える黒い棒状のモノ。 「何か判る人手ぇ上げて~・・・ 結構でかいよ(笑)

実はコレ、38KHzの発振子というか、ガラスか何かを媒体にしたメカニカルフィルタの類ですなぁ。
最近でこそマッチ棒の頭ほどの大きさの水晶発振子が買えたりするんだけど、う~ん、この頃はこんなのしかなかったんだっけ。

あと、その左側に 2つある黄色と黒のコアが装着されたコイル・・・ ですかね。
これも過去の遺物というか、TOKO(東光)さん謹製のMPXコイルですワ。 確か 19KHzと38KHzのがあったんだけど、どれがどっちだったかな・・・


板のウラ側はこんな感じで・・・

パターンはもちろん手描き(笑)。 製図用のカラス口にペンキを付けて生基板に直描きしてたっけ。 全部描き終わったらドライヤーであぶって乾かし、エッチング液に「ドボン!」ですな。


題のメカニカルフィルタとコイルをアップで


後にこのネタの「でどころ」を簡単にお話ししておくと・・・

白状しておくと、某S○NYさんのワイヤレスマイクなんですねぇ・・・
確か級友が CRT-88っていうワイヤレスマイクの回路図を入手してきて、「コレと似たような回路作られへん?」と聞いてきたのが発端だったかな。

上の画像は、そのメカニカルフィルタが使われている付近を抜き出したもの。 私が「このフィルタ手に入れへんかなぁ」って聞いたのをしっかり入手してきよったと(笑)

オリジナルの回路は、オールトランジスタのディスクリート(笑)
私はこれを一部ロジックICに置き換えて作り始めたというところなんだけど・・・ う~ん、記憶が・・・

ではでは、とりあえず今日はこの辺で・・・

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