前回基板を作ったのが
2023年9月だったので、またまた結構な時間が過ぎてしまった。
実のところ基板を作りたいというネタはいくつかあって、回路や部品の決定やら、一部調達なんかも進めていたりというのはあるものの、いざ
KiCADを立ち上げて実作業をやりだすと、マジメに考えて「答えが出ないところ」で作業が中断してしまったりと、やたら時間がかかってしまったというのが正直なところかも
(^^;
と言いながらも、今回はこの
6月に比較的集中して作業ができたということもあって、何とか目的のデータは作成かんりょ。 いつもの
Fusionさんに投げておいた発注品が出来上がってきたんで、軽く記録に残しておきたいと思う。
今回は作りたいネタが複数あるんで、タイトルにも入れさせてもらった「なんちゃって面付け」のトライもしてみたいと考えている。 ひとまずネタとしては、
- デジットさん特売品降圧型 DC/DC YDS505V応用基板
- 真空管アンプ B電源用リップルフィルター基板
- 某プロジェクトのテスト基板
ちなみにこの上に貼ってある写真は、上の 2つを面付けした基板のオモテ、ウラね
他にも計画としてはあるんだけど、具体化度合いを考えて3種類に調整してみたところ。
今回もデータを投げてからの工程で「待ち」が発生したっぽい箇所が散見されたものの、2週間弱で届けられた注文品。
今回分も配送業者は料金の安価な
OCSを選択したんだけど、前回は日本語で入力した住所が伝票に印刷されていたのが欠落しているようですな・・・ ま、ちゃんと届いたから良いんだけど(笑)
早速開封して、ご本尊と対面させてもらいましょ~
最初は冒頭でも触れさせてもらった、
- デジットさん特売品降圧型 DC/DC YDS505V応用基板
- 真空管アンプ B電源用リップルフィルター基板
の 2つを「なんちゃって面付け」した基板。 発注枚数は 10枚ね。
もう1枚の基板を別にした理由については、また後ほど・・・
そしてもう1枚が、
- 某プロジェクトのテスト基板
ですな。
ちなみにこの基板は必要枚数も少なかったんで、発注は 5枚にしておいた次第。
ではでは、なんちゃって面付けした基板を切り離す作業をやったみたいと思う。
そもそもこのテのなんちゃって面付けをする理由なんだけど、Fusionさんはじめ大陸の基板屋さんが設定している「小サイズ基板特別価格」の制限サイズ内で、複数の基板デザインを詰め込んでやろうというスケベ根性の現れですかね。
同種面付けに対する V-Cutは無料というところも多いけれど、異種面付けだと追加料金を取られるようになってきたし、V-Cutでなくても、スリットなんかを入れて手で割れるように異種面付けを仕込んでおくと、データのレビューでそれがバレて結局追加料金を請求されるという話も耳にするところ。
Fusionさんの場合、異種面付けでも「自分で勝手に切る」 (要は V-Cutやスリットを入れるなどで手で割れるレベルにしない) のであれば「ご自由にどうぞ」というのも説明に明記されていたんで、今回はこのレベルでやってみた次第。
ユニバーサル基板を切り離す作業と同一のイメージで、定規をあててカッターでオモテとウラから筋を入れてみたところ。
基板のイメージを拡大して見ていただくと、等間隔に小さな穴があるのが判りますな
私も普段の工作でユニバーサル基板を小さく切って使うことがあるんで、ほぼそのイメージですwa。
今回の作業手順としては、
- KiCAD上で、面付けしたいそれぞれの基板デザインを完了させておく
- 面付け作業用に別プロジェクトを作成し、PCBエディターを起動する
- 0.5mm間隔のグリッドを設定し、最初の基板を読み込んで配置する
- グリッド原点と、ドリル原点を設定する
- 次の基板を読み込んで 1.0mm離して配置する
- 最後の基板を読み込んだら、2枚目以降の外形線を削除し、最初の外形枠を調整
- 基板結合部の 1.0mmのスキマに、0.8φの NTPHを適宜配置する
(今回は 1cm間隔にしたけど、5mm間隔とか、もう少し狭い方が良かったかな)
こんな感じで進めてみた。
ま、ここは今後もチャンスがあれば色々とやり易い方法を試してみようかと思う。
カッターの切れ目だけでは割りにくい感じだったんで、端部から 1cmちょっとノコギリで切れ目を入れてやり・・・
軽く万力に挟んで、バキッと割ってやりましょ~
あとは、切断面に軽くヤスリをかけておけばOK。
いつもこの方法を使うということになるようなら、卓上丸ノコの類が欲しくなりそうな予感がしますな (^^;
実は、今回最初に Fusionに投げたのは、こんな感じの3つ全ての面付けデータなんだけど・・・
残念ながら、外形サイズが大きくなるせいで、10枚 $39.31、5枚 $30.19。 あり得ないと考えながらも、この状態で律儀に異種面付けを 3に設定すると、何と $56.59に跳ね上がりますがな (汗;
やはり面付けのメリットを享受できるパターンで行きたいので、最初の2枚を面付けしたものを1つ。 それともう1つはサイズが大きいので枚数を5枚に減らしてもう1つ。 これでそれぞれの基板代は $4.90と $20.72になってくれたんで、このへんで収めておきましょ~
ということで、また時間を作って組み立ててみましょ~かね・・・
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