インスタントレタリングの代用品探し Part-5。
前回 Part-4では、某有名ラベルライター“テプラ”君の特殊機能テープを入手し、アルミ板に転写できるかどうかの確認をしようと、実験を始めるところまでをご紹介させていただいた。
個人的には、こするだけで転写できるインレタと同様の“転写テープ”がうまく機能してくれれば嬉しかったんだけど、やはりそうは問屋が卸しません(爆; やはり転写能力が今までのインレタにくらべて極端に低いためか、普通紙に転写するのが精一杯のようで・・・
ということで、二番手はこちら。 アイロン転写テープね
早速実験とばかり、アイロンを出してきて温め、転写開始~
アルミ板は、前回の実験で転写できなかったヤツをそのまま転用ね。 最初は何も加工していない、フツーのアルミ板から。
取説には5~10秒って書いてあったけど、土台のアルミ板がある程度熱せられてシートの色が変わるまで、結構念入りに加熱してみたのだが・・・
やはり未加工のアルミ板には粘着力が足りないのか、シートから剥がれてくっつこうと頑張ってくれてはいるものの、そのまま力尽きてしまったという感じに見えますな。
それではということで、次は紙ヤスリで簡易ヘヤーライン加工を施したアルミ板を持ってきた。
表面が荒らされているところにシートがうまく食いついてくれれば嬉しいんだけど・・・
お、これは脈有り・・・
転写しようとしたシートの端部に切れ目がなかったのと、やはり粘着力が十分でないからなんだろうけど、もう少し頑張って工夫してやれば改善できるかも・・・ という感じですかね。
次は、アイロン以外の熱源で転写できるか試してみることに
半田ごてのコテ先を、平たいナイフ型のヤツに交換し、細長く切ったシートを加熱してやればと考えて試してみるも・・・ これはイマイチですなぁ。
どうやら、転写される側のアルミ板もある程度加熱されていないと、シートが馴染まず粘着力が出ないというのが実際のところかな。
最後は、添付されていた“仕上げシート”を使って再加熱の巻~
端っこのきちんと粘着されていなかった部分がキレイにくっついてくれているものの、文字部分に荒れが生じていたり、仕上げシートに転写の弱い部分が貼り付いてしまったりと、これはこれで問題の元になるような感触。 この工程は止めておいた方が良さそうだな・・・
シートの転写される部分を、ベース材から剥がしてみるの図
Part-2とPart-3で試してみた転写シール用紙よりも材質が薄いような感じなので、仕上がり面ではもう少し期待しても良いかも知れませんなぁ。 他の方法がイマイチなら、もう少し追いかけてみる価値はあるかも。
ということで、今日はひとまずこの辺で区切らせていただきますかね・・・
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