インスタントレタリングの代用品探し Part-3。
前回 Part-2では転写用紙に建前上非対応となっている顔料インク使用のプリンタ (EPSON PX-G5300)で何とか印字して、アルミ板の端切れに貼り付けるところまでをご紹介させていただいた。 密着させてしばらく時間を置くことで粘着材も馴染んできたと思うので、ここらあたりで水で湿らせ、ベース材剥がしから先の作業へと進めてみたいと思う。
パーツ毎に切り分けたシートを貼り付けたところを再掲しておくと、こんな感じですな
半田ゴテのスポンジを濡らすために常備しているペットボトルからティッシュに水を含ませ(笑)、ベース材の裏から軽くなぞってやる・・・ と。
よしよし、ちゃんと剥がれてくれたみたいですな
下側の文字列で「By」の左下が皺になっているのがちょっと目立ちますなぁ(汗;
シートをアルミ板に貼り付ける直前、粘着シートを覆っている透明な保護材の薄皮(笑) を剥がそうとツメを立ててカリカリやっていたら、粘着シートごと引っ張ってしまったような感じ。 さすがにやりにくかったので、2つ目からはピンセットを出してきて対応ね。
色付きのロゴマークもご覧の通り、ちゃんと転写されてますな
地肌がそのままのアルミ板に転写してみた感じでは、やはり粘着材のところが質感が違うのと、少し厚みがあるのが苦しいところかな・・・
実際のシャーシーやケースの状態に近づけるという意味で、紙ヤスリで簡易ヘヤーライン加工をしたアルミ材を持ってきたところ。
こちらは幾分目立ちにくくはなったけど・・・ やっぱり境界線は判りますな
最後の仕上げということで、クリアラッカーを吹いてみたところ。
やはりというか、完全に質感の違いや段差(というか境界線) が消せるわけではないので、やはりフロントパネルにいきなりコレを使うのは苦しいというのが実際のところかな・・・
あと、粘着材表面の保護シートを剥がすときに、幾つか粘着材そのものの端部に皺を作ってしまったのがそのまま残っているので、これも要注意というところですかね。 少し長手方向に大きめに切って、保護シートを剥がしてから切り詰めるというのも必要か。
まぁどちらにしても、この方法をインレタの代用として考えるには、あと一工夫必要なようで・・・
それでは、今日のところはひとまずこの辺で区切らせていただきますかね・・・
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