2014年4月13日日曜日

インスタントレタリングの代用品を探し求めて・・・ (Part-1)

子工作で作った作品が一通り動くようになったら、最終的にはちゃんとしたケースに入れるというのが、その作品を使い続けるための最終工程ではないかと思う。
初心者のうちはこの辺りの「仕上げ作業」に関してノウハウがないのが一般的であるので、勢い基板むき出しのまま使い続けて故障させてしまったり、他の製作物で足りない部品があったりすると、過去の作品から外して転用してしまったりと、あまり良いやり方とは言えないようで(笑)

さてお立ち会い。 作品をケースに入れると問題になるのが、色々な入出力端子や操作機構に「それらしい表示」が必要になるということだろうか。 とりあえず「マジックで書いておけばOK」という人も居るだろうけど、キレイに見せるためには、メーカー製品に似せるためのツールも必要だ。

ということで前置きが少し長くなったが、古くから電子工作をやっている方はもうご存知の定番文字入れツール“インスタントレタリング”の入手性が最近悪くなりつつあり、自分的にちょっとここらあたりで代用品を探しておきたくなったというのが正直なところ。 サラッと実験なんぞをやってみて、結果をご紹介できればというところで記事を書き始めてみたいと思う。


ず最初は、とりあえず私の持っているインスタントレタリングの在庫品でも簡単にご紹介するところから始めてみましょ~かね。
この業界で有名どころといえば、やっぱり“サンハヤト”さんですかね。
私が電子工作を始めた小学校高学年の時代から専門誌に掲載されていて、電子部品を扱っている店の片隅に必ずと言って良いほど置いてあったのもこのブランドの製品だ。

同社はプリント基板の自作用品も出している関係か、このインスタントレタリングにも基板のパターン描き用に特化したものも出ていたのが印象的。 感光基板の原板作成以外にも、銅張りの生基板にガリガリ転写してそのままエッチング液にドボンという使い方も想定されていた。

上の写真のは、例のサンハヤトさんがラインナップ縮小の動きに出た際に目ざとく買い求めた処分品たち。 ちょっと書体が偏っているのが残念なところですかね。


品の見栄えを気にし出すと、パネルに転写する文字のデザインも気になってくると。
少し前までは、大きな画材屋さんに行けばこのテのデザイン屋さんが使うレタリングシートが売られていたので、私も何枚か購入させてもらったっけ。

上の写真は“MAXON”ブランドのヤツですな。 サンハヤトさんのと糊の具合がビミョーに違うので、転写ミスにはちょっとばかり注意が必要だった。


いては、私もどこで購入したか全く思い出せないんだけど、大きな文字を入れる必要に迫られて購入した“INSTACK”ブランドのレタリングシート。

各文字 2~3文字分しか割り当てがないので、偏らないようスペルを選ばないといけないのが結構大変だったような(笑)
ちなみに、私の名前で出てくる“Y”を使い切ってしまったんで、これだけ残っていても事実上使えないのがつらいところですワ~

とりあえず初回ということで、ネタ振りと古いインレタのご紹介という感じで区切らせていただいて、次につなげて行きたいと思う次第。

ではでは、今日はこの辺で・・・

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