積みタスク解消作戦の Part-2は、“時計・ラジオ周波数表示器きっと K-3610S” を手がけててみようかと思う。 これも Aitendo's電子工房によくあるパターンの面実装部品が主体のキットで、メインの ICチップは中華 COBタイプ、ラジオの局部発振器から信号を取り出して、455KHzまたは 10.7MHzのオフセットを付けて表示できるというアイテム。
何故かアラーム付きの時計機能があったりするんだけど、元々の用途がラジオ付き置き時計への組み込み用チップの応用キットと思われ、「チップに付いている機能は全部使えるようにしておきましたよ~ん」というコンセプトっぽいですな。
まぁ時計の機能はどうせ電源を切ったらリセットされてしまうんで有効利用しようという気にはならないんだろうけど、チップが活きていて、液晶を含めてちゃんと動くよネという程度の動作確認には使えるかな・・・ というユル~いオマケ状態かな(笑)
元々このキットを買い込むに至ったきっかけはというと、確かデジットさんで FMフロントエンドのジャンク品を見付けたんで、受信周波数を直読できるような仕組みが簡単にできれば良いかも、と思っていたところにちょうどコレが目に付いたということだったと記憶している。 購入時の記録はコチラでご紹介しているので、入っている部品等々も参照いただければと思う。
ということで早速キットを作ってみようと思うんだけど、FM帯の信号が出せる信号源はその辺に転がっていないということで、別途手当てが必要。 ひとまず今日のところは、オマケ機能の時計が動けば OK、という目標にしておきましょ~かね。
前置きが少し長くなっしまったので、早速面実装部品のマウントから始めてみたいと思う。 やっぱり最初は COBのメインなチップからかな。
雰囲気としては SOPのチップを想像してしまうものの、実態としてはよく秋月さんなんかで売られている “変換基板” そのものだと思う。 変換基板にはすでにもっと小さいチップがマウントされており、それを変換基板ごとキットのメイン基板に貼り付けるというイメージね。 パターンがあるところに、比較的ピン間の広いチップを載せるということもあってブリッジする危険性も低いので、気楽に行こう。 むしろサイドにあるパッドにも半田が馴染みやすいように、半田の量を少し多めにした方が確実っぽい。
抵抗やコンデンサなんかもチップサイズが 3216と大きめなので、特に心配は要らないだろう。 強いて言えば 32.768KHzのクリスタルも 3216サイズであるものの、サイドにほとんどパッドがない上、天板のフタをしている金属に半田が馴染みやすいという妙な構造。 私もいつの間にか天板に少し半田が付いてしまったんで、できれば横の 20PFは後から付けた方が良さそうかも
はい、面実装部品を全部付け終わったら・・・ やっぱり清掃かな
お次はブザーとピンヘッダの装着ね
ピンヘッダが 2列になっているところは、上からジャンパーピンを挿して設定を選べるようになっているのだが、Aitendo's電子工房の該当ページには基板のオモテ側からピンを挿して使っている写真が掲載されている。 自分的にはこのテの設定はパネル面に出さないだろうし、もし頻繁に設定を変更するならピンソケット付きのリード線で延長してやり、ちゃんとしたスイッチを付けるかなというところ。 結局少し悩んで全部裏側からアクセスできるように変更しておいた次第
あと、うちにやってきた圧電ブザー君、リード線が腐食して全く半田が載らない状態だったんで、ヤスリでガリガリ磨いて予備ハンダしてからでないとマウントできず、と。 面実装部品のくせして、何という根性なしかな
最後は液晶表示器を取り付けてやれば一応完成なんだけど、ここでも基板にスキマを開けずに密着させるか、それともいくらか間隔を取るかは悩みどころかも知れない。
スイッチのボタンがちゃんと押せるようにと考えるなら、ケースをどうするかも含めてもっと精査が必要。 将来のことを考えすぎるのもナンセンスなので、ここはエイヤっと 4mm厚のスペーサーを挟んでテープで仮止め。 その状態で半田付けして足の余分はカットしておいた。 多分何かあっても外して付け直すことはないだろうけどね。
ということで、組み立てて時計が表示されるところまでは完成ですな
この後は、テキトーな信号源を見繕って、AMとFMの周波数表示ができるようなテスト環境を作ってみましょう、となるハズなんだけど。
ひとまず、以前に買っておいた こんなの を使えるようにしてみるとか、テキトーな FMラジオを改造してみるとか、まぁ壊さない程度に検討してみましょ
ではでは、今回はちょいと軽めのところで終わったけど、ひとまずこの辺で・・・
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