数ヶ月ほど前の記事で、職場の同僚に「FPGA面白いですよ~」とそそのかされて、安価な FPGA評価キットを買ってしまった話を記させていただいた。 一応それなりにお勉強なんぞをやって、入門用の練習問題はいくつかクリアしたものの、その先はイマイチ燃えないままくすぶっているというのが、少々悲しいけれども現実の世界という感じかも。
そしてここにイマイチ燃えなかったネタがもう一つ(苦笑;
単管VFD、NEC謹製“LD8113”君を10年ぶりに入手し、色々と応用法を考えていたものの、発売元のデジットさんで「売り切れ」のアナウンスがされたとたん、こちらのテンションも下降の一途をたどると・・・ (大汗;
友人がキット化した 6桁の表示ユニットを組み立てたまでは良かったんだけど、マイコンをつないでプログラムを書くという行為そのものに萎えてしまったというのが正直なところか。
ということでちょっと前置きが長くなったけど、今回のプロジェクトはズバリ燃えなかったプロジェクトを活性化するため、「FPGAでLD8113表示ユニットをドライブして時計にする」ということにしてみようかと
但しこれは私自身のお勉強タスクという位置付けなんで、最終的にはマイコンで制御することになるんだろうけど・・・
最初のステップということで、FPGA評価ボードのGPIO端子にぶら下げる“デバッグツール”をこしらえてみることに。
FPGAボードの基板上には 2.5mmピッチのピンソケットが2組取り付けられていて、それぞれ 8Bitの I/Oとして使えるようになっているので、まずはユニバーサル基板に長めのピンを立て、それぞれにチップLEDと抵抗をつないでみた。
GPIO端子は2組あるんだけど、とりあえず今回使うのは 8Bitでこと足りるんで、まずは片側にのみLEDをぶら下げると。
作成したデバッグツールの基板とFPGAボードはこんな具合でドッキングね。
この基板上に突き出たピンヘッダにMILコネクタを差し込んでやり、適当なフラットケーブルで表示ユニットへと接続すればOKのはず。
右側に写っているのは16Pinで本来の12Pinよりも幅広なんだけど、手持ちに何本かあるので「大は小を兼ねる」ということで転用させていただくことにする。 使わないピンは埋めておくかな。
こちらがその手持ちの加工済みケーブル。
これも相当昔にデジットの特売品で入手したヤツなんだけど、これでようやく2本消化したことになるのかな・・・ (笑)
お約束の「Lチカ」でごぜ~ます
FPGAに入力されている 40MHzのクロック源を 125分周して 320KHzを作り、さらに 125分周、320分周して 8Hzにする。 その8Hzを元に時計表示をやりつつ、320KHzをVFD表示ユニット用の“パラシリ変換”や、ダイナミック点灯の基準クロックとして使う予定。
とりあえず現状としては、8Hzのクロックで 8Bitのカウンタをドライブして LEDをバイナリ表示して動作確認中。
最後にちょっとどうでも良いネタをひとつ。
まぁ我々が気にすることはないんだろうけど、最近の電子機器はどんどん軽薄短小化が進み、いつの間にか基板上のチップ部品も手ハンダできないレベルのヤツを平気で使ってくれているようだ。
このFPGAボード、基板上を確認していて何となくFPGAのパスコンが少ないように見えたんで調べていたというワケなんだけど・・・ ルーペで見ると「それなりにちゃんと付いている」ということで(大汗;
基板のウラ側に定規を当てて写してみたのが上の写真なんだけど、定規の目盛り「0」から下に向かって並んでいる R12、R14、R13・・・ はちょっと大きめに見えるが“1005サイズ”。 1mm×0.5mmなので、これなら手付けも何とかOKだろう。 そしてその下、R42の右下にある C30とC31は・・・ 何と“0603サイズ”ですか。 0.6mm×0.3mmと聞けば、さすがに肉眼で部品を判別するのはもう無理な領域かな。 多分私にはコイツらの手付けは・・・ やめといた方が良さそうだな(爆;
ではでは、お後がよろしいようで・・・
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