まずロジアナのハコを開けて目に付くのは、大量のICテストクリップ(グラバークリップ)ではないかと思う。
発売元、秋月電子のページによると、0.8mmピッチ程度のパッケージまで対応のクリップが20個付属していることになっており、足りなければ同じモノが別売りでそこそこ安価に購入することもできる。
手元に転がっている、そのテの用品を並べてみた。
左側の3個が、例のロジアナ付属品。 向かって右上角に、リード線を差し込むためのピンが出ているのが確認できる。
中央のリード線付きのヤツは、昔から電子パーツ店でバラ売りされていたクリップ。 確か自分でハンダ付けして、リード線とミノムシクリップを付けた記憶がある。 かれこれ10数年前に購入したヤツだろうか・・・
右側の3個は、サンハヤトが出している0.5mmピッチ対応のテストクリップ。 確か10年ほど前に、あるお仕事のツテで使わせてもらったのを返し忘れた(これを借りパチって言うのだが・・・)ものだったりする。
実際に、ロジアナ付属品のクリップで0.8mmピッチICのピンを挟んでみた。
まぁ、大抵はこのクリップで用が足りるんだろうけど、実際に0.8mm間隔で並んでいるピンを挟んでみると、両側のピンに長さの違いがあって少し挟みにくいようにも思える。 手前側に盛り上がりができるので、隣のピンと接触しないように少し気を遣っておく方が良いだろう。
そんなときに「持っておいて良かった」とと思うのがコチラかな
実際に0.5mmピッチICのピンを挟んでみても、比較的余裕を持って対応できそうだ。
リード線の先に付いているピンが少し太いので、中継用の治具(丸ピンソケットを転用)を付けないとロジアナのリード線は刺さらなかったが、やり方は色々ありそうなので、別途考えてみよう。
但し、これを使わせてもらった10年ほど前の時点で、10本セットで1万円を超えていたという現実がある訳で、おいそれと買い揃えられないというのが実際の所かな。 もう1台ロジアナが買えてしまうレベルだからねぇ・・・
今売られている同等品は、おそらくここでご紹介したものよりも改良されたモノになっているんだろうけど、値段もそれなりにすごいというのは変わらないかも。
ま、2～3個程度は持っておくと、イザと言う時に大活躍してくれる一品だと思う
さ、今日の夜は飲み会だ
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