2010年8月24日火曜日

とりあえずもう1回だけ鉄分補給 ~餘部鉄橋訪問~

に行った当日のレポートをテキトーに済ませて映像編集にうつつを抜かしていたせいで、まともなレポートがないまま10日も過ぎてしまった。
まぁ、「電子工作ネタぢゃないから適当で置いといたらえ~やん」なんていう声も聞こえて来そうなんだけど、やっぱり自分では鉄分補給は重要だと思うんで、もう1回だけこのネタを続けさせていただきたいと思う。

ちなみに、5年前に訪問した際の写真も比較の意味を込めて追記に貼っておくので、ご興味が少しでもある方はゼヒご覧いただければ・・・ と。


地を訪問して最初にお目にかかるのは、このコンクリート製橋梁だ。
旧橋梁は、鉄製の橋桁が下に行くほど広がっていく独特の形状で、ものすごくどっしりした感じだったのだが、新しい橋梁は橋桁の数自体が少なく、上から下まで同じような形状の「すらっ」とした桁が伸びている。 きっと、強度は鉄骨を組み合わせて作るのにくらべてかなり上がっているんだろう。
旧橋桁は、すでに足場が組まれて解体が始まっている。


のある部分まで上ってきたところ。
昔の駅は、橋の下をくぐってぐるっと蛇行するようなカタチで道が作られており、山側の斜面から駅に入れたのだが、仮設通路は途中に滑り止めを貼り付けた板張りの通路が継ぎ足されていたり、かなり急な勾配を無理して上らされたという
印象を感じるのが正直な感想かなぁ。

この写真を撮った場所も、鉄パイプで組まれた足場の上に、板張りの通路・・・
昔、山の斜面上側には撮影場所に使える展望台があったのだが、残念ながら閉鎖されており、橋を渡ってくる列車を撮影するとすれば、おそらくここがいちばんましな場所なのかも。


橋梁と旧橋梁のちょうど真ん中あたりから橋の向こう側を見てみる。
新橋梁はじわじわと旧橋梁に近づいて行き、橋を渡りきる手前で少しカーブしてトンネルへと到達する。 これはトンネルの構造自体を変更なく再用するための工夫のひとつなんだろうけど、ちょいとカーブがきつ過ぎるような印象が拭えないと思う。 このあたりはビデオの映像を見ていると良くワカリマス。 はい。


しい線路の向こう側にフェンスが作られているが、駅へのアプローチがあった場所だ。
そして、山の斜面上側に移動すると、写真撮影ができる「お立ち台」が設置されていた。
今回も、この「お立ち台」が使えたら、もっとすばらしい映像が撮影できたと思うのだが・・・
※たまたま話をした年配の人が、「人影が動くのが見えたよ」「どこから入ったのかな?」と話していたので、獣みちを無理矢理のぼった輩は居るのかも知れませんナ。


なみに、「お立ち台」から写真を撮るとこんなイイ感じに
記録によると、前回訪問は 2005/10/16。 あれから5年ですっかりと変わってしまいましたナ~


対側を向いて、ホームの先へ視線を移す。
ホーム自体の位置は変わっておらず、山側の斜面が削り取られて新しい線路が敷かれたようだ。 山側斜面にはコンクリート製の壁も作られており、今立っているホームの路面より真新しい色なのが印象的。
訪問した2010/08/14は臨時に駅員さんも配置されており、ホーム中央にある待合所付近で案内や切符の販売もされていた。


っかくなんで、こっちも5年前の写真を貼っときますか・・・
う~ん、敢えて比較するまい


び谷に降りて、トンネル側へと視線を移したところ。
先ほど駅のあるところから確認したとおり、トンネル直前でけっこう急なカーブが付けられているのがよくわかる。


後はお隣の鎧駅までの往復切符、それに切符を買った駅員さんにもらった記念品ね。

ということで、暑い中ではあったが、結構有意義な時間をおくれた1日だった。
運転再開後2日、それに夏休み期間中ということで、家族連れのギャラリーが多かったのも印象的だな。
次に訪問するなら、ぜひ「仮設通路」がきちんと本チャンに変わって、工事用の機材も片付いた頃が良いなぁ
それが、現はまかぜ引退前に実現するなら万々歳ではないかと思うのだが、さぁいかがなもんだろうか・・・

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