前回 Part-5では、一通り入力端子に信号名を振ったものを公開させていただいたのだが、実際にこれらの信号を配線するとなると文句の付け所は多いと思う。
何せ、入力端子のコネクタは 0.5mmピッチ50PinのFFCコネクタである。 端子に信号名が振られていたとしても、真ん中の方は番号を数えるだけでも大変な状況かも。
私自身も、テストの時はこんな変換基板を使っていた訳だが・・・ 文句のひとつも言いたくなる状況なのは間違いない。
ちなみにこの変換基板は、他の用途で使うために Aitendo's電子工房で以前に仕入れたモノだが、とにかくこの用途に使う限りは 高い、遅い、不味いの三拍子揃っていると言っても過言ではない状況だ。
こちらに買った時のブツが映っている画像を貼り付けておくのでご参照いただければと思うが、この900円のパネルにはとても不釣り合いなお値段なのは確かだろう。
あと、変換された出口が2mmピッチなので ブレッドボードにも挿せないという現実があったり、ハンダ付けしようと思っても 端子の数え間違い多発で結構大変・・・ と
現物を分解し、映像処理基板を外してみた方はもうご存知だと思うが、実は基板のウラ側には テスト用ランドが相当数存在している。 当然全ての信号線に対応するテストポイントが用意されているハズなので、これを利用しないテはありませんわナ
ということで、次回より このランドを活用して配線を引き出すパターンで、活用方法を説明していきたいと考えている。
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