本当は、昨日日曜日のネタにと考えていたのだが、ちょっとした手違いで時間がなくなってしまい、記事を書けなくなってしまった (汗;
更新をさぼるとアクセス数の方も伸びないんで、やっぱり責任感じますなぁ
ということで、本日はレトロシリーズの続編。 SHARP謹製“8石2バンドトランジスタラジオ”の内部を見ていただくことにしよう。
裏蓋を取り外し、内部の全景を見たところ。
電池フォルダが破損しているのと、フタの「電池押さえ」部分のパーツがなくなっていることを除けば大きな問題はなく、ご覧の通りのバラック配線で電池を接続し、ローカルなAM放送は無事に聞くことができている状態だ。
ケース内部の さらに大きな写真はこちら からどうぞ。
こちらはRF~IFブロック。
1バンドのAM専用ラジオだと、自励式局部発振回路を兼ねた周波数変換に1石、IFアンプ×2段構成で 2石、となる場合が多いようだが、このラジオは短波も入る2バンドのためか、RFブロックが 2石構成となっている。 詳細はまだ調べていないが、局部発信+他励式周波数変換という構成だろうか。
・2SA351 (日立)
・2SA352 (日立)
・2SA12×2 (日立)
続いては、オーディオアンプブロック。
ここも、一般的なラジオでは1段増幅なのだが、ちょっと贅沢に2石構成となっている。
・2SB75×2 (日立)
最後は、オーディオ出力ブロック。
オーソドックスな、トランス結合の 2石構成。 直近にはバイアスの温度補償用サーミスタも取り付けられているのが見える。
・2SB77×2 (日立)
基板上には結構なホコリがこびり付いているのと、おそらく私が昔スライドスイッチに「接点復活材」を浴びせたと思われる残骸もあり、まずは暇を見付けてクリーニングでもしてやりたいと思う次第だ。 で、電解コンは新品と交換するのが良さげかな・・・
ではでは、今日はこの辺で。
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