前回 6月19日の記事でご紹介した液晶自作キットDシリーズ、ざっと動作確認して自分の環境では問題なかったので早速依頼者に渡してきたのだが、どうやらグラボのデフォルト解像度の中に、Dot by Dotで映せる設定がなかったようだ。
「ダメならゴメンね」と一応前置きしてから調べてみるも、標準で入っているEDIDの中には、ワイド用液晶の解像度は当然のように入っておりまへん・・・ と。 うすうす気は付いていたけど(汗;
てな訳で、デバッグ用ツールを用意してみた。
色々調べてみると、以前にうちのページにお越しいただいたことのあるSCOTTLEさんがすでにDELLの26インチモニタを手がけられており、興味深く参照させていただいた。
読み出したEDIDを確認、修正するためのツールとしては、
・Phoenix
・Monitor Asset Manager
あたりがあれば、ほぼ何とかなりそうな感触だ。
あと、それをEDID用ROMに書き戻すツールとしては、私の環境では PonyProg 2000が便利に使えそうだ。
昔々にAitendoさんで購入したROMライター“TOP853”でも書き込み自体はできるようだが、これはこれで色々手間がかかりそうな印象
ということで、少し前置きが長くなったが、写真のツールは、PonyProg 2000のページで紹介されていたI2C ROM用簡易ライターをアレンジしたもの。
基板上のは DIP 8Pinのソケットを載せてあるので、DIPタイプの24C02があれば、そのまま読み書き可能になっている。
Dシリーズに貼り付いているROMのアクセスを試みるため、こんなツールも作成。
DVIケーブルの途中をぶった切り、I2Cラインを横取りする・・・ と。
次のステップとしては、修正したEDIDをグラボに読ませるため、自分がプログラムしたROMを差し込むソケットを付ける必要がありそうな感じだな・・・
さてさて、とりあえず今日は PonyProg 2000で基板上のROMが読み込めたところまでで良い時間になったみたい。 もう少し頑張りが必要かも知れないなぁ (汗;
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