たまには趣向を変えて、役立たずな失敗談もいいかなということで、軽~く晒しておきますかね
応用を予定している液晶パネルの中に、バックライトが白色LED×10本直列というというのがあり、ちょいと点灯の予備実験でもしてみるかなと検討を始めたのが先週末のことだった。
要は、白色LEDを光らせようとすると 3Vちょいの電圧が必要になるので、10本直列ならこれが30V強。 電流は20mA程度流す必要があるが、これを 5VのACアダプタから昇圧して生成し、定電流制御した上で 4段階位に輝度調整できることが目標になる。
ちょっと前置きが長くなったが、「適当な電源用IC使えばそんなに手間かからないでしょ?」となるはずなのが、なぜか見当違いの結果がここにある・・・ と(苦笑)。
下の写真は手持ちの関係で青色LEDだが、動作は同様だ。 これだけだと動いているように見えてしまうのだが、オシロで波形を確認するとダメダメな状態だったりする
現状の結果をひとことで表現するなら・・・ 「間欠脱調運転」っちゅう言葉を使うのが適当か。
フルパワーの状態が断続的に続くモードに陥ってしまっており、長い時間で均せば制御はできているのだが、例えばクルマがノッキングしながら走るような、アクセルベタ踏みとOFFを繰り返して低速走行しているようなイメージだ。
いやはや、手持ちにいくつか在庫のある“NJM2360AD”を軽い気持ちで使ってみたんだけど、このICは負荷が軽いときに間欠運転を起こしやすいというのはデータシートにも書かれているので、帰還ループにLEDのような非直線素子を入れて定電流制御させるのは良くないような気がしてきた。 あまり深追いするのはやめて、さっさと別のICにするかな・・・
ということで、本日2時間のロスでごぜ~ます。
週末にでもまた別のICを買ってくるか・・・
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