2020年7月4日土曜日

VFDオーディオレベルメーター製作準備の巻・・・ (Part-1)

日続けざまに Aitendo's電子工房で購入したレベルメーター用途なVFD君。 一部は点灯試験も済ませたんで、応用の際に必要な電源など、要対応事項なんかも明らかになってきた。 部品についても使えそうな “脈アリ” のデバイスなんかも仕入れておいたんで、まずはブレッドボード上に仮組みしてサクッと動かしてみたいと思う次第 (^^)


い、本日時点での実験環境はこんな感じで~
先般の点灯試験で最後に試した、表示大きめな2ch 16段階表示のVFD7627A君を試してみた。 ブレッドボード上に載っているのは、秋月で購入したナショセミのレベルメーター制御用 IC LM3914N-1が2つ、それとドライブ用には抵抗入りトランジスタの RN2201が20個ね。 今回テストする VFD君は 16段階表示なんだけど、上位桁の処理は別途考えるとして今回はテストということで右側のメーターにそのまま接続しておいた。

LM3914N-1の入力端子には、仮に可変抵抗器を接続してあって、ICに供給している電源を分圧して入力できるようにしてみた。 こんな感じで VRを回してみると、無事にメーターの針が動くことを確認。 エエ感じですな


ベルメーター制御用 IC LM3914N-1の周辺はこんな感じですな。 この ICはレベル判定用の基準電圧源と 10段階分のコンパレーター、それに LEDドライブ用の定電流回路なんかも内蔵されているんだけど、単独で使う限りにおいては抵抗1本で完結するんで何も考える必要がないレベルだろう。
今回は 20段階の表示が欲しいので ICを2つカスケードに接続する必要がある。 基準電圧源とコンパレーターの取り回し、それにバーグラフ表示とドット表示の違いで接続が変わってくるんで最初は少し試行錯誤が必要なレベルかと。


VFDのドライブは、先ほども触れた通り抵抗入りトランジスタの RN2201が20個並んでいる。 ICの出力は LEDを直結できるように定電流ドライブになっているんだけど、まぁここは抵抗入りトランジスタをそのまま繋いで確認してみるというパターンで


いては電源回路。 点灯試験の際にご紹介したものからの変更は、レベルメーター制御用 ICに供給するための電源用に三端子レギュレータ 7808を追加。 それにフィラメントを AC点火する実験をしてみましょうと 5V 6Wの DC/DCに少しばかり改造を試してみた。 AC点火の実験は一応動いてはいるんだけど、手間の割にまだ (色々な意味で) 自分でも満足できるレベルになっていないのが現状かな。 まずは先日仕入れてきた 6.3Vのトランスを使うパターンを試してみるのが先かなぁ、というところですかね。


ばらく試していたんだけど・・・ ちょいとイマイチな症状 
ICの入力につないだ VRを回して電圧を上げて行くとそれにつれて針も進むんだけど、10段階目を超えて 11段階目が表示された瞬間に 9段階目の針が光ってしまいますなぁ
どうやらこの ICをドットモードで使うと、上位の ICとの間に表示に関するキャリー情報の接続が必要なんだけど、そこのインターフェースがうまく行っていないっぽいですな。 12段目に進むと 9段目の針は光らなくなるんで、このあたりの処理を読み解かないとね

現時点での Todoリストとしては、
  • ドットモードで必要になる上位桁とのキャリー情報について、資料を読み解く&対策
  • VFDドライブ用に、チップ品の Pch MOS FETをいくつか変換基板に取り付けて試してみる
  • ICの内蔵基準電圧源にバラツキが多そうなので、調整できる仕組みを入れてみる
はい、まだ点灯試験の済んでいないヤツの味見と合わせて、ぼちぼち進めてみましょ 

ではでは、今日のところはひとまずこの辺で・・・

2 件のコメント:

【重要】 ただ今、過去の投稿分を含む全てのコメントが表示されなくなっています。
原因を調査中ですので、不具合解消までご不便をおかけしますが何卒よろしくお願いいたします m(__)m
------------------------------
記事の内容に無関係なコメント投稿はご遠慮下さい m(__)m
※「コメントの記入者:」欄で、「名前/URL」を選択すると、ペンネームのみで投稿いただけます。
※HTMLタグ(一部除く)、絵文字、テキストの装飾は使用できません。
※現時点で iPhoneからのコメント投稿ができない制限が判明しています。 ご不便をおかけしますが、何卒ご了承下さい m(__)m