ここ最近、2回ほど“VFDパネル”の話題を記させていただいた。
1回目は、デジットで購入した NEC製 FC128GX32AA-AA、その後は ノリタケitronの SCK1625K-AとDS-GU280X16G-7002Sをご紹介させていただいたのだが、これらは何れも制御回路が組み込まれた“ディスプレイ・モジュール”として機能するものだ。
使い方の方も、そのモジュールが想定されている範囲から逸脱しないように使うなら、そんなに難しいレベルにまで行かないハズ。 但し資料がととのっていないと箸にも棒にもかからないというのが現実ではあるのだが。
少し前置きが長くなったが、本日ご紹介するのは、もっとローレベルなインターフェースを持つ「VFDパネル単体」の製品だ。
正面から見ると、こんな感じに・・・
基本的に、5×7ドットでANK文字を表示することが想定されれているようで、この5×7に区切られたエリアが16桁。 小数点やカンマを表示する場所は設けられていないようだ。
裏面もどうぞ。
メーカーは先ほどもご紹介した ノリタケitronのようだ。
実は、これを買ったのはもう10数年以上昔(ひょっとしたら20年近いかも・・・)のことで、さすがにもう正確な時期は思い出せない。 購入したのは確かデジットだったよナ・・・ というのが唯一の情報かな。
ちなみに、“DC169A2A”という型番が記されているが、今探してもまともな情報は出てこないし、当時の情報もお寒い限りだったと記憶している。
でもね、配線見えるでしょ
変にインターフェース回路が載っかっていて仕様不明なICが使われていたり、マイコン制御になっていると、情報がないのが致命的になってしまうんだけど、このテのローレベルインターフェースなデバイスは、VFDのキホンをある程度判っていればとりあえず動かせるのがありがたいかもね。
はい、実はすでに我が家の“AVセレクタ”の表示デバイスとして活躍してくれているモノの予備パーツでごぜ~ました。
このAVセレクタを作り始めた当時、まだPICやAVRなんかの“ワンチップ・マイコン”は存在していなかったので、制御CPUはなんと“Z80”だったりするんだけどね・・・
当時使っていた PC9801UV上の V30CPUで CP/M 80のエミュレータを動かし、M80やL80でプログラムを書いたのが懐かしいね。
このデバイスが使われている AVセレクタ、実は電源ユニットが力尽きてしまったようで、先日電源を入れようとしても起動してくれなかった。 また年明けにでも時間を取って修理しようと思っているので、その時には実際に使われている状態を見ていただけるようにしようと考えている。
ではでは、今日はこれにて・・・
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