2009年9月23日水曜日

いただきものの液晶パネルで遊んでみる(その2)

し前に、仕事関係のツテでいただいた液晶パネル。 昨日は10.4インチの NL10276BC20-04を動かしてみたが、続いて8.4インチの NL10276BC16-01の方も火を入れてみたいと思う。

さて、こちらは 8Bit LVDSのパネルなので、まぢめに動かすためには少しばかり追加手順が必要になる。 要は、信号線の本数が増えるのと、信号を出す側にも設定変更が必要なのだが、昨日の実験環境を見たれた方にはもうバレているかな
信号線の方は、6Bitのパネルにも 8Bitのパネルにも対応できるよう、途中に小さな基板を挟んで、ジャンパーピンで配線を変更できるようにしている。 それと、バックライトの明るさを変えられる方が便利なので、この基板の片隅には、明るさ調整用にと可変抵抗器も搭載済みね


果を先に申し上げると、こちらも全く問題なし。
こちらも近日中に、本館の液晶自作キット製作例集の方に資料付きで記事を掲載することにして、例によって今日のところは、この続きに要点のみ簡単に記しておきたいと思う。

今回の実験に使ったのは、昨日同様液晶自作キット Eシリーズメインボードに e-LVDS16XGA.txt (LVDSインターフェース1ch/6Bit XGA解像度)の表示パラメーターを設定済みのモノだ。
このパネルに限らず、大抵のものは 8Bitと言いながらも 6Bit互換モードにも対応しているので、最初はパネルとインバータのみつなぎ替えて動作確認ね。


正品のバックライトインバーターと接続ケーブル。
このパネルのバックライトは、何と蛍光管4本だったりする。 昨日の 10.4インチのパネルが2本なのに、何故かそれよりも本数が多いハイパワー仕様ね こりゃ、純正品が入手できなかったら結構悩むことになったかもね。

さて、今回も念のためにと予備のコネクタとコンタクトを用意したのだが・・・。 仕様書に記載のMOLEX 51021-1100は、シリコンハウス共立には置いてないと
ちなみに、店頭にあったのは10Pinまで。 指定のは11Pinなので、ズラして無理矢理挿入するか、元々のコネクタ(これもピン数の多いものを無理矢理削ったような痕跡あり)にピンを足すか・・・ かな。

とりあえず、6Bit互換モードでの動作確認もすんなりできたので、8Bitモードで信号供給するため、表示パラメーターのデータファイルを色々いぢくってごにょごにょと修正していたのだが、結構ハマリますな
Aitendo's電子工房では、汎用性の高いパラメーターファイルしか公開されていないので、自分でいぢってボードに書き込める環境は必須なのだが・・・ 結構時間を食ってしまったぞ

あと、かなり大きめの不良ドット発見 と一瞬焦ったのだが、どうやら不良ドットではなく、パネル表示面の裏側にゴミが入っているようだ。
やっぱり分解掃除かな。 下手すると症状悪化の可能性もあるしね それともしばらく現実逃避

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