2020年8月30日日曜日

VFDオーディオレベルメーター製作準備の巻・・・ (Part-5)

ベルメーター用途なVFD君の応用ネタ Part-5。 またまた前回の記事から少し間が開いてしまったが、スローペースながらもちゃんと進捗はしているんでご安心を(笑)

この後の主な作業としては、

  • 製作する作品の使用形態に合わせて、ケースの手当てをする
  • 同じく使用形態に合わせて、電源 (ACアダプターを使うか、電源内蔵か) を選択
  • 前段に入れるべき整流回路、ログアンプなどの検討をする

ざっくりレベルで書き出してみると、こんなところかなぁという感じかな。

まずは作品の「使用形態」を決めないといけないのだが、一発目としては据え置き型で電源内蔵のカタチにしようかと思う。 昨年末に完成させた真空管アンプと重ねて配置できるようなケースを想定しておくと収まりが良さそうな感じがするんで、まずはその方向で準備を進めておくつもりね。 そんな感じで今回 Part-5としては、据え置き型の機器として必要になる電源関係の仕様をまとめて、他の VFDを使う場合にも各ユニットが極力「使い回し」のできるような構成に組み上げておきたいと思う。

ず最初の写真は、例によって今回 Part-5の最終形。 電源関係の機材を組み合わせて稼働しているところを貼っておくことにしよう

して、据え置き型にするために内蔵する電源ユニットと、VFDのフィラメントを AC点火するためのトランスね。

電源ユニットは最近シリコンハウス共立の 3Fで増殖している某イーター電機製の放出特売品。 12V 1.2Aの容量で何と 220円という激安価格で売られていた。 容量的にはフィラメント回路を分ければ余裕だろうと思うのでほぼこれで確定ですな。 で、この電源ユニットには一次側に雷のサージを吸収するためと思われる回路が入っているんだけど、その素子のひとつ (Z3)が止めねじに接続されているのが判明している。 ケースがきちんと大地アースされる構造ならそれでも良いんだろうけど、今回はそこまでしないつもりなので本チャンのケースに組むまでに Z3は取り外すタスクを積んでおく、と

そしてトランスは TOYOZUMIブランドの 6.3V 1A (CT付き) 品 HT-61を起用、これも少し前にマルツさんで購入したヤツですかね。 容量的にはもう一回り小さい 0.5Aのもので対応できるんだけど、センタータップがなくなってしまうのがイマイチですな。 今回はセンタータップがあるタイプの方が好都合なのと、値段もそんなに変わらないのでこちらで行くかな。 VFDのフィラメントに流す電流は 320~330mAの予定なので電圧が少し高めに出るはず。 ドロッパー用の抵抗はカット&トライで調整する


してそして、VFDのアノード電源とフィラメント電源もこんな感じでまとめてユニット化しておいた。

アノード電源は、メインの 12Vから 20~30Vの電圧を作るための DC/DCを搭載。 コレは最初の実験で使ったものから回路は変更していない。 この DC/DCも何だかんだとデジットさんで購入した某イーター電機製の放出特売品ですな。 12V → ±15V 1.5Wタイプのユニットが 250円。 出力電圧の調整ができる端子があるので結構便利に使えますぞ 

フィラメント電源は、先ほどのトランスと組み合わせて使うためにドロッパー用抵抗を搭載している。 公称電圧 6.3Vのトランスではあるものの、負荷が 300mA強では平気で 7Vを超える電圧が出てくるんで当初の予定よりも大きい 3.3Ω (1W酸金)×2本に決定ね


源系統に使う機材が準備できたら、前回準備した VFD表示ユニットにドッキングすることにしよう。 前回仮配線しておいた電源関連の回路は一旦撤去して、今回作成したユニットに接続するための 5Pinコネクタを取り付けておいた。 DC/DCのマイナス側は VFDのフィラメント用トランスのセンタータップに接続されるため本来は 3Pinのコネクタでも OKなんだけど、トランスの接続にも 3Pinコネクタを使う予定なので同じのは避けたいところ。 メンテナンスの便を考えて両者は切り離せる方が良いよネということで、5Pinコネクタを採用してセンタータップへの折り返しを設けておくことにした次第


い、こんな感じで組み合わせての動作確認の方もバッチリでございます~

それではそれでは、ひとまず今日のところはこの辺で・・・

2 件のコメント:

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