昨年11月に Aitendoさんで購入した SOT-23用ソケット。 要はチップトランジスタなんかを直接基板にマウントしなくても使えるようにするためのソケットなんだけど、ちょいと寝かしすぎて鮮度が落ちてきたようにも感じる次第。 このあたりでテキトーな治具でもこしらえて、半導体アナライザ用のテスト環境なんぞでっちあげておくとか、活用に向けて知恵を絞っておきたい思う。
はい、こちらが購入当初のパッケージ(再掲)
ソケットとしてはご本尊のチップにくらべてかなり大きめなので、実際にこれを機器に組み込んで使うという用途には適さず、やはりチップ単体での特性チェックなど、テスト環境専用のアイテムと考えるべきだろう。
にしても、税別で 1,950円というお値段 高いと見るか、安いと見るか・・・
ロックできる蓋が付いているのを開いてみたところ。
6Pinのパッケージを載せることができるエリアが 2つ並んでいる様子がうかがえる。 これなら同時に2つのチップを載せて計測し、差動アンプ用に特性の揃ったチップを選別するという動作も楽に行えそうだ。 たとえば片方のチップを固定しておいて、ペアになるお相手を取り替えて最もふさわしい特性のものを選ぶというマッチング作業にも威力を発揮することだろう。 やや大ぶりな外観は、このあたりの長所が勝るというところだろうか。
それに、接点が6極あるということは、単品のトランジスタやFETだけではなく、デュアルトランジスタなどの複合チップや、ICなんかのテスト環境としても有用っぽい。
実際に、チップトランジスタの 2SC2712君を2つ載せてみたところ。
最初は位置合わせをテキトーなまま置いてみたら、突起にはじかれて転げ落ちてしまった(苦笑; やはりきちんと突起の位置を確認しながらセットしてやりましょ~ ということで。
チップの載っている部分を拡大してみたところ。
これで蓋を閉めてロックしてやれば、測定環境が「一丁上がり」というところだろうか。
まぁこのままで半導体アナライザのテストクリップを挟んで使うというのは、効率激ワルの予感
とりあえずユニバーサル基板でもあてがってやり、同じく6Pinにカットしたヘッダーピンをソケットのコンタクトと対応が取れるよう立てておくというのが良さげな感触ですな。
プローブをピンソケット側につないでおいて、片方のチップを測定し終わったら、ささっと引き抜いてもう1つのチップ側に差し替えて比較というパターンが便利だろうな。
基本的に、寸法の方は 0.95mmピッチの倍数なんで、どんな基板を使ってどう加工するかというのがイマイチイメージが湧いてこないというのが現状。 とりあえず「エイヤ!」でやっちゃいますかね
少し長くなったので続きは次回にということで・・・ 今日はとりあえずこの辺で・・・
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