2015年2月5日木曜日

トグルスイッチの取り付け方法に悩んでみる・・・ の巻

グルスイッチといえば、結構昔から使われている代表的なスイッチのひとつなんだけど、最近ではプリント基板に直接マウントする構造のヤツが増えてきたせいか、スイッチ自体をケースやフロントパネルにマウントして、リード線を半田付けして配線するという「昔ながら」の体裁なのは少数派かも知れない。


こでお立ち会い。 こんな特売品をゲットした話を持ち出してみる・・・ と
スイッチの老舗ミヤマさんの MS242君、2回路2接点の立派な新品SWが10個で100円という太っ腹なお値段

いやはや、実を言うとこれは最近入手したものではなく、確か2006年の11月だったと思うが、まだ大阪日本橋でニノミヤさんがかろうじて生き残っていた頃の特売品で購入したヤツだったと記憶している。

同系列のスイッチは私自身が昔から良く使ってきたこともあり、目ざとく2袋ほど買ってちびちび使ってきたというワケですな。


々に作ったオーディオアンプにも、ご覧のとおり似たようなスイッチがたくさん

接点の電流容量は AC125Vで3Aほど許容できるんで、小型機器なら電源スイッチとしても使えてしまうという便利さも捨てがたいところだろう。



回も、真空管アンプネタで“定電流モード”の切り換えSWを付けてやろうと考えているので、それ用に使ってやるかとシャーシー加工なんぞやりつつ考えをめぐらせていたのだが、ちょっと原点に戻って取り付け方を気にしてみた次第。

上の写真を見ながら一緒に実物の構造を見ていただきたいのだが、まずボディの上には六角ナットがあり、回り止めの爪が付いたワッシャー、そして菊ワッシャー、最後にまた六角ナットが来るという、都合 2つのナットで両側から締め付ける構造が基本になっている。
実際にケースに取り付けるときには、スイッチの取り付け穴の上側に回り止めの爪が入る小さな穴を開け、さらにオモテ側から菊ワッシャーとナットで固定するというのが標準的な取り付け方だと思う。 が、パネルのオモテ面に菊ワッシャーが見えていたり、回り止めの爪が顔を出していたら不細工でしょ?! ということで、私は回り止めの爪付きワッシャーは使わず、内側に菊ワッシャーを入れる。 そしてパネル面は六角ナットのみで止めるようにしている。

勢い、パネルの外側からペンチでナットをつかんで回そうとすると傷を作ってしまいがちなんだけど、昔はそれほど気にしなかったということで(爆;

もちろん、回り止めの爪がなくなった場合の緩み回避策として、パネルのウラ側から接着剤を1滴垂らしておくという配慮も忘れないようにネ


を今更・・・ って言われそうな気はするんだけど、今回なぜかこの六角ナットを「内側から締めつけてやろう」なんて考えてしまいましてね

昨年末に先っちょが曲がったラジオペンチを買ってきて試してみた・・・ ものの、コレはやっぱりあきまへんがな
厚みがありすぎてスイッチの本体に引っかかりやがるんで、ナットの部分だけを掴むことはできませんでしたとさ



いては、ちょっと失敬して職場の工具箱を 無断で 物色(笑)
小型のスパナを見つけて出してきたところ

さっきのラジペンにくらべたらだいぶスリムなんで、コレなら何とかなるかな・・・。


い、ちょっと窮屈ではあるけど、何とかナットは回せそうかな

本当は、途中の曲げてある部分を万力で掴んで 45度位までひん曲げてやりたいというのが正直なところなんだけど、一応職場の備品なんで、ぐっとこらえてガマンしておきましょ~


後はいつも通りということで、デパ地下で「ブタの元・・・ ぢゃなくて(笑) 例のニノミヤさんでゲットしたジャンク扱いのスイッチ達でもご紹介しておくことにしますかね

ではでは、今日のところはこの辺で・・・

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