2014年10月2日木曜日

大昔の8mmフィルムをダビングサービスに出してみた・・・

近は、“8mmフィルム”って聞いても、「えっ? それ何?!」 とばかり話が通じないという人もいらっしゃるかと思う。 VHSをはじめとするアナログビデオテープ全盛期には、小型化されたパッケージに収められた“8mmビデオ”というのも使われていたので、「それなら知ってるよ」 という人もいるかな・・・

ということでお立ち会い。 本日の話題ははるか昔、このBLOGを立ち上げる前に遡るのだが、我が家の押し入れ奥に「私が幼少の頃」撮影された何本かの8mmフィルムが眠ってましてね・・・ それらを見てみたいと思って、当時某学習研究社(学研)からタイミング良く発売された大人の科学“8mm映写機”を購入し、映写を試みてみたのが発端だ。
・・・って、もう何年前のことだったっけ(笑) 手回し式の簡易映写機ではあるが、自分が幼少の頃や、親が若い頃の映像を見ることができて感激した一方、劣化したりカビや汚れの付着したフィルムの扱いに悩むという原因もできてしまったというのが正直なところだった。

とりあえず、その時の記録はページにまとめてあるので、ご興味のある方はどうぞコチラへ↓
時は流れ、最近になってとある大手写真メーカーのラボが大々的にダビングサービスを展開しているのを知り、ものは試しと我が家のフィルムを持ち込んでみた次第。


ちらが我が家の押し入れに眠っていた 8mmフィルムたち・・・
10本以上まとめて出せば、フィルム1本あたりディスク代込みで 980円(税別)で処理してもらえるというキャンペーンをやっていたので、2本ほど入っていた市販のソフトを除いた14本をまとめて申し込みしておいた次第。 もちろん、カビ取りやフィルム切れなんかの修復オプションも付加しておいてね。


つこと約2ヶ月。 ちょっと長いかな~ と思っていた矢先に仕上がりの連絡が入ってきた。

成果物としては、ご覧の通りDVDが1枚、それに作業表兼確認表のみ。
別途VHS-Cのカセットも大量にダビングを依頼したのだが、そちらはテープ1本毎に別々のDVDへとコピーされるのが、8mmや16mmフィルムの場合は尺が短いモノが一般的なためか 1枚のDVDにまとめられるようだ。 こういうところでシステムが違うというのは何とも理解しがたい面もあったりするんだけどね・・・。


ビング作業が終わって戻ってきた8mmフィルムを確認してみるの図。

何やら注意書きの記された紙が挟まれているのに気が付いたので内容を確認すると、どうやらカビや汚れのために「映像が乱れているからガマンしろ」という但し書きのようですなぁ。 カビ取りオプションを付けて発注しているにもかかわらず、作業せず・・・ ということなのか?!


際の映像を確認してみたところ

最近のハイビジョン映像を見慣れた目には解像度が十分でないというのが丸わかりなアナログチックな映像ではあるのだが、この画面だけ見ている段階では退色もそれほどひどくはないので、まぁ我慢の範囲内ではないかと思う次第。


か~し・・・ やっぱりこうなるのかな

状態の悪いところが周期的に現れるような感じで、先ほどのとこんな状態のが交互にやってくると。

その他、フィルムによっては露出過多の映像があるようで、人の顔が「のっぺらぼう」に映っているものがあったりと。 何となくダビング時の映像調整をテキトーにやったんではと勘ぐりたくなりますな。


ちらが精算時の伝票とレシートね

内容を今一度精査してみると、やはりカビ取りは同じタイミングで依頼した VHS-Cのテープのみにしか施行されていないっぽい。 やはり8mmフィルムにはちゃんとしたカビ取り手順は確立されてないんだろうか・・・

ちなみに、例の簡易映写機で試写を試みたン年前、実は自前でカビ取りできないかと思って綿棒に水やアルコールをつけて目立たない部分をこすってみたりはしたんだけど・・・ あきまへんなぁ。 フィルムに塗ってある乳剤の膜ごとなくなってまいますワ(爆;

ということで、目下仕上がりのイマイチなフィルムを別の業者に出し直すべきか思案中でごぜ~ます。
このあたりの事情に詳しい方がおられましたら、何卒コメントいただけると助かります・・・ m(_O_)m

0 件のコメント: