自作オーディオアンプのメンテナンス、ようやくプリアンプ部分が完了したのでパワーアンプ部も片付けてしまいたいと思う。
今週の平日は色々と訳あってまとまった時間が確保できず、基板を外して回路を調べるだけで終わってしまった できれば週半ばのタイミングでページにまとめてしまいたいという計画も立てていたんだけど・・・ あきまへんなぁ(苦笑;
はい、まずは回路基板の部品面。
大きなブロックコンデンサが印象的ですな
パワートランジスタがリード線で延長されて、別置きのアルミアングル上に実装してあるのだが、当時のかすかな記憶をたどると、最初は基板上に実装してシャーシーに放熱する計画を立てていたように記憶している。
どこでどう計画が狂ったのかは定かでないが、結局別置きのカタチで落ち着いたということで、ケース上の配置自由度というメリットを選択してしまったようですな。
次の写真は、基板のハンダ面。
後から作ったプリアンプ部の基板よりも部品の実装密度が高いんだけど、その辺りはご愛敬ということで
電源回路のブロックコンデンサが基板上の面積の1/3近くを占めており、パターンの密度もそれに比例しているのがよくワカリマス
アンプを構成する最重要部品パワートランジスタ君と、三たび登場(笑) 電源回路部のブロックコンデンサ君
パワートランジスタは、Ic=3A、Pc=10Wの 2SA634 / 2SC1096を使用。 トランスの二次側12V×2を整流して得られる±約18V(無負荷時)から数W強のパワーが得られるような設定で検討してあったハズだ。
電源のブロックコンデンサは耐圧25Vで十分なはずなんだけど・・・ 何故ムダに大きい35V耐圧を使ったのかは忘却の彼方
アンプのドライバ段とプリドライバには、今となってはもう入手できない“メタル・CANタイプ”のトランジスタを使用。
写真は松下の2SA550A。 コンプリメンタリのお相手には 2SC538Aを使用している。
ちなみにこれらは、TO-92パッケージの 2SA564A / 2SC828Aと同一特性のパッケージ違い品。 規格上は Pcのみ 300mWと、TO-92パッケージ品の 250mWよりも多くなっている。
回路図はこんな感じで
信号経路に入っている電解コンデンサは chあたり 2個しかないのでこれらの交換は必須として、電源回路の大きなブロックコンデンサをどうするかは悩ましいですなぁ・・・
入力レベル調整の VR君も全然ガリっていないんで、これはこのまま使うことにすればそれほど多くの手間はかからないんで、できればサクッと片付けてしまえればと思うのだが。
ではでは、とりあえず今日のところはこの辺で・・・
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