今日はちょいと寄り道モードで、愛用している半田ごてのコテ先交換の話題なんぞを行ってみようと思う。
私が普段使っているのは、昨年4月末に秋月電子で衝動買いした gootブランドのステーションタイプ半田ごて“PX-501”君なのだが、購入当初の記事で「以前使っていた HAKKO No.921の370℃よりもやはり少し熱量が足りないような気がするので、しばらくするとダイヤルを右に回してしまいそうな気がしますナ」なんていう感想を記させてもらったのを記憶している。
購入してスグの写真を再掲しておくと、こんな感じね。
で、コテ先を注目して見ていただくと、比較的細めの「尖ったコテ先」が装着されているのが確認できると思う。 先が細めのコテ先は、面実装部品や狭ピッチのICなんかを手ハンダするときには便利なんだけど、少し大きなパーツや基板のベタパターンにハンダ付けしようとすると、たちまち熱容量が足りないという違和感に見舞われることになる。
まぁ、このコテの場合は温度調整ができるんである程度のリカバリーはOKといえばそうなんだけど、標準のコテ先以外にも選択肢はあるはずなので、ガマンせずに交換部品を探してみることにした次第で(笑)
ということで、購入してきたコテ先はこの2種類。
とりあえず、先が少し太めで斜めにカットされた“PX-60RT-3C”と、極太で広範囲のベタ付けに便利そうな“PX-60RT-5K”をチョイス。
これは余談だが、工具売り場に並んでいる交換用コテ先には「適合するコテの型番」が全て網羅されている訳ではないので、スマホでメーカーページを確認しつつ探さないといけないのがイマイチなんだけどねぇ・・・
そもそも、何で今頃こんな話題を持ち出したか・・・ なんだけど。
最右翼は先日シリコンハウス共立で仕入れた“ニッカド組み電池”君の配線処理かな。 やっぱり小型のコテ&細いコテ先では歯が立たないので、こんなモノを持ち出してきたと。
私が高校時代にアルバイトしていた工場で使っていたのをもらい受けた、60W半田ごて君。 確かHOZANブランドだったかな・・・
相当な年代物ではあるが、何年か前に会社で使ってそのまま放置していたのを掘り起こして持ち帰って通電してみたところ、ちゃんと動いてくれたということで(笑)
太めで見るからに「ワイルド」なコテ先でしょ
まずはコイツのおかげて、組み電池のハンダ作業も順調にこなすことができたことをご報告しておこう。
そして最後は“PX-501”君へのコテ先交換。
交換後少し使ってみた感触では、少し大きな箇所をハンダ付けするときにも以前よりも熱容量低下を感じなくなり、作業性は良くなったように感じるというのが正直なところ。
コテ先が斜めにカットされていることで余分なハンダを表面張力で吸い上げてくれる力も少しではあるが備わってくれるので、ラフに作業しても酸化したハンダが局部に残ることを防いで仕上がりがキレイになるかも・・・ と少しだけ期待をしておくことにしよう。
もう1本太い方のコテ先に交換すれば、先ほどの60W半田ごてが不要になるかどうかはまだ未知数ではあるけど、とりあえず色々試してみることにしますかねぇ
ではでは、今日はこの辺で・・・
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