2011年8月28日日曜日

ロータリーエンコーダー実験準備の巻 ~

とくちに“ロータリーエンコーダー”といっても、その先の説明がなければ何のことかよく判らないということになるかも知れないなぁ。

要は、ゲームマシンなんかでたまに使われている“パドル”の実験をしてみたくなり、ロータリーエンコーダーを使って実現できないかなと下調べを始めてみたということだったりする。


のテの実験に使えそうな出来合いのアイテムとしては、こんなのが売られていたりもするのだが、一般的なのは 24パルス/1回転程度の分解能しかないので、もしゲーム用パドルが目的なら明らかに荒すぎて役不足だろう。

昔々は可変抵抗器(いわゆるボリュームコントローラー)が当たり前のように使われていて、のこぎり波と一緒にコンパレーターにぶち込んで簡易A/D変換したり、ワンショットマルチの時定数にしたりと、色々工夫の対象になっていたように記憶している。
最もこれは耐久性が問題となることが多く、昔はよくガリったVRが原因で「パドルが言うことを聞かない、しょっちゅうワープする」ブロック崩しの筐体がゲーセンに並んでいたこともあった。

まだ「下調べ」の段階なので、本当に実用になるものができるかは何とも言えないところだが、暫定的に 128パルス/1回転の分解能を持たせようと、紙(写真用紙)にグラフィックツールで作ったスリットのデータを印刷してみたところ。
反射型フォトインタラプタを使って読み取った位置情報をデコードし、ディジタル制御のパドルを作ることができれば・・・ と考えている。

本当は、256パルス/1回転程度の分解能があった方が良いのだろうが、使おうと考えている TPR-105Fではちょいと苦しそうな印象だ。

はい、とりあえずしばらく実験を続けてみましょうかね・・・

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