編集中のタイムライン上にマーカーを打つ。
映像と音を確認しながらカーソルを動かし、曲の区切りとしてふさわしい場所を探してマーカーを打っていく。 このマーカーは DVDを作成した時のチャプターとして参照される以外にも利用価値がとても高いので、きちんと設定しておくのが望ましい。 もちろん、コメント欄には曲名も設定しておく。
EDIUS Pro5の DVD Createrはウィザード形式になっているので、操作は比較的簡単に行える。 チャプターメニューもマーカーに設定されているコメントの内容が自動設定されるため、前準備がきちんとできていれば体裁を少し直す程度で出来上がる。
また、先ほどのマーカーを CSVファイルとしてエクスポートしておけば、こんな用途にも使用可能だ。
プリンタの付属ユーティリティーで作成したインデックスカード。
先ほどのマーカーをテキストエディタで修正したものと、映像をJPGファイルで何カ所か切り出したものを適宜貼り付けて体裁を整える。
完成したDVDとインデックスカードをケースにセットしてみた。
う~ん・・・ 我ながらけっこうイイ感じかも
ということで、最後は YouTubeへのUploadかな。
ここでも、先ほど設定したマーカーが大活躍することになる。
前提条件として、Uploadする映像は長尺モノのままではダメなので、1曲または2曲で切らなければならない。 最初と最後にフェードイン、フェードアウトなどの加工をしようとすると、編集中のデータを汚してしまうので、私は次のようにして対応している。
・編集を完了させ、曲の区切りにマーカーを打ってコメントも入れる。
・マーカーをCSVファイルとしてエクスポートする。
・DVDを焼く。
・新しいシーケンスを編集中のプロジェクトに追加する。
・先ほど編集した内容をシーケンスデータとしてタイムライン上に載せる。
・先ほどエクスポートしたマーカーをインポートする。
・マーカー位置でクリップをカットし、曲の後ろを切り詰める。
・フェードイン、フェードアウトのエフェクトを入れる。
・In点とOut点をセットしてUpload用ファイルを書き出す。
こんなところだろうか・・・
よく、「先に何曲かYouTubeに上げといて欲しいなぁ」と言われることがあるのだが、基本的に編集が完了してマーカーが打ててからでないと対応は苦しいという事情があったりする
Upload用ファイルの形式は、WMVの1280×720 29.97pで試してみた。
どのファイル形式でUploadするのがいちばんお得かは知る由がないのだが、標準対応しているエクスポーターの中から、そこそこ小さくなりそうなモノをそれらしいパラメータでチョイスしてみた次第。 もっと良い設定をご存知の方はぜひご教授を
それでは今晩も、ライブの中から映像をひとつ貼り付けておこう。
☆Jobim & His Student Power のセッションから、I Love Your Smileをどうぞ。
※例によって映像データは 1280×720のHDモードで上げているので、環境をお持ちの方はぜひHDモードに切り替えてご視聴を!
このライブイベントについては、この記事で終わりにする予定だが、出演者の意向もあり、Uploadした全ての曲を貼り付けてご紹介することは考えていない。 まぁ、検索して視聴することは可能なので、ご興味のある方は直接ご参照いただければ幸いだ。
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