このネタも早いもので Part-5になってしまった。 今日は、例のユニット内に収められていた追加基板。 要は専用バックライトインバータと、12V→5V降圧型コンバータ応用法の実際について見ていただきたいと思う。
既に配線を追加した基板。
以前にも記した通り、バックライトインバータは電源をつなぐだけで光るのだが、液晶自作キットがスタンバイ(=電源OFF)になったとき消灯させるためには、配線の追加が必要になる。
とりあえず、全メニューを施行したのが上の写真だが、ここまで必要でない方は、必要な部分だけを配線すれば良いだろう。
・バックライトインバータが使いたい。
・オンボードレギュレータを活用して自作キットメインボード内レギュレータの負担を軽くしたい。
・バックライトの明るさ調整を追加したい。
こんなところかな
手書きで恐縮だが、追加基板内の回路を調査して、配線追加ポイントを書き加えてみた。 ※縮小してあるが、クリックで拡大されるのでご心配なく・・・
それでは、簡単に説明しておこう。
バックライトインバータを使いたい時:
→[E]に12V電源、[C]にON/OFF信号。 GNDラインの接続。
→[D]は明るさ切り替えとして使用可能。 L(GND):明、H(OPEN):暗。
ワンチップインバータICの EN端子に、液晶自作キットから ON/OFF信号を加えるだけで制御可能。 信号の論理も合っている。 元々のEN端子にはリセットICがぶら下がっているようだが、干渉はおそらく大丈夫だと思う。
オンボードレギュレータを活用したい時:
→[F]からパネル用5Vを供給。
→[G]に元のパネル用電源 LCD POWERを ON/OFF信号代用として供給。
降圧型コンバータICの EN端子はハイインピーダンスのようなので、ON/OFF信号としてLCD POWERを代用する場合はプルダウンしておく必要がある。
バックライトの明るさ調整を追加したい:
→[A]、[B]、GNDに 10KΩの抵抗とVRを接続。
→[D]をGNDに接続、明るさ切り替えの機能を殺しておく。
ICの機能で、BR端子を使ったアナログ調整モードに設定されているので、明るさ切り替えを殺してVRで可変できるようにする。
とりあえず、こんなところでいかがだろう。
最後に別アングルからもう一枚
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