2009年11月8日日曜日

電動ハンダ吸い取り機更新の巻

段の電子工作で常用する訳ではないのだが、たまに配線の手直しをしたい時や、中古基板からパーツを確保したい時に大活躍するのが、電動ハンダ吸い取り機だ。
小規模な配線手直しでは、ハンダ吸い取り線でOKだったり、手動のピストンをスプリングのロック解除で吸い取るタイプのものでも対応できるのだが、スルーホール細かい箇所に入り込んだハンダを吸い取るには、電動タイプのヤツが威力を発揮してくれる


動買いに近いカタチで昨日11/07夕刻、購入したのがこちら。
Goot TP-100、お値段イチキュッパ。 まぁ高いと言えば相当高価な工具ではあるのだが、何気なく他の工具購入のついでに立ち寄った日本橋某パーツショップで、他社製のと比較がてら店員に話しをしていて、キャッシュなら割引も可と聞いて買う気になってしまった次第。
比較対象にしていた他社製品は、同一価格帯で重さも似たようなものなのだが、ケース後部に大きなモーター&ポンプユニットが装着されているため、視界が遮られるのと、手に持った時の重量バランスが少しマイナスポイントかな。 会社の工作室に置いてあったのは他社製の方なんだけど

ちなみに、一応私は旧式の電動ハンダ吸い取り機は持っているのだが、寄る年波には勝てず(変な表現だが)、へなちょこ吸引パワーには閉口状態だったというのが正直なところ。 コイツはもう引退させてやらないとね。

もう一点購入したのがこちら。 本当はコレだけ買って帰るつもりだったんだけど


と言で説明するなら、手で保持しなくても使えるルーペかな。
私自身はまだ若いつもりなのだが、そろそろ老眼と呼ばれる現象への影響は考えておかなければならない。 細かい箇所のハンダ付けの際、裸眼でハンダ付けの後ルーペを使って確認するのだが、結構面倒に感じるのでこんなもののお世話になろうと考えてみた。


使ってみた感じはこんなところ。 ただ置いておくだけでも役に立ってくれそうだ。

順序が後先になってしまったが、一応今まで使っていた電動ハンダ吸い取り機もご紹介しておくことにしよう。


見しただけで年代モノであることが判ってしまうのだが、さて何年前の製品なんだろうね・・・
確か10数前、当時在籍していた職場の統廃合があった際、廃棄リストに上がっていたモノを譲り受けて持ち帰ったと記憶しているのだが、正確な時期はさすがに思い出せない。

とにかく、暖まるのが遅い上、火力も弱い。 それに結構大きなモーターやポンプが付いているにもかかわらず、吸引力がへろへろでパワーがないのが致命傷。 ないよりマシではあるのだが、吸い取り線や手動式ので代用できるシチュエーションで使う気にはさすがになれないのでありました。

さ、分解して写真撮ったら、さっさと廃棄処分にしよう

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