2009年11月26日木曜日

ライブイベントのビデオ編集(Part-2)

日は、撮影した動画の取り込みと編集について、軽く書いてみたいと思う。

最近はメモリーカードに動画が保存できるカメラが幅をきかせているようだが、私のムービーはまだHDV規格のヤツだ。 元々標準解像度の映像を撮るために作られた MiniDVのカセットテープに、高密度圧縮された MPEG2のハイビジョン映像を無理矢理記録するというシロモノだったりする。

ということで、テープの映像をPCに取り込む手段としては、こんなところ。
1.IEEE1394ケーブルで、MPEG2 TSのデータ(*.m2t)をキャプチャする。
2.IEEE1394ケーブルで、Canopus HQコーデックに変換(*.avi)してキャプチャする。
3.HDMIケーブル~HD STORM経由で、Canopus HQコーデックに変換(*.avi)してキャプチャする。

ま、何れにしても等速度取り込みなのだが

Canopus HQコーデックに変換すると、フレーム内圧縮の軽いデータになるのでエフェクトをかけても重くならないというメリットがあるのだが、圧縮率が低い=データは大きいので、敢えてMPEG2 TSをチョイス。 おそらくカット編集主体になるだろうし・・・
今回はテープ6本分もあるので、取り込むだけでも結構な時間を費やすことになってしまったのでありました


くなってしまったが、キャプチャしたデータはこんな感じでタイムラインに配置してやる。

下段(1VA)がステージ全体、上段(2VA)はアップのデータ。 ウェーブフォームを表示させ、その音量の変化を見てタイミングを合わせている。 ちなみにプロの人は、映像と音声を別トラックで(リンクさせて)管理することが多いと聞くのだが、私は混在VAトラック派ね
結局タイミングが合ったら、オーディオは別トラックにコピーしてミュートし、映像だけ使うんだけど。

これは余談だが、HDVカメラにはドロップアウトという恐い現象もあるので、ちゃんと後ろの方までタイミングがずれていないかの確認も必要ね


っと編集するとこんな感じのタイムラインに
映像を再生しながら、キーボードで「1」「2」「1」「2」と切り替えていくだけで良いので、映像のデキが良ければマルチカムモードでの編集は楽チンかな。 ゲージのところに付いているマークがカメラ切り替えポイント。 タイミングに満足行かない場合はもちろんあとから微調整もできる。
実際にはカメラワークをミスっていたり、リードを取ったメンバーを追えていなかったりで、基本カット編だけのところに、ボロ隠しのため一旦マルチカムモードを解除してからディゾルブとか、色んなエフェクトを追加で入れる必要に迫られたりするのだが

それでは今晩も、ライブの中から映像をひとつ貼り付けておこう。
Singersong Writer“goki”さん のオリジナル曲、Sweet Wayをどうぞ。
※例によって映像データは 1280×720のHDモードで上げているので、環境をお持ちの方はぜひHDモードに切り替えてご視聴を!


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