2009年8月24日月曜日

アルミにハンダ付け(Part-1)

日日本橋に行った際 こちら でご紹介しているアルミハンダを購入してきたのだが、とりあえずどれだけ作業性が良くなるかを確認するため、フツーのハンダとアルミハンダでそれぞれ試し付け?! をしてみたいと思う。


料となるアルミ材はこちら。
フツーに工作する時には、もっぱら1mm厚の板材を使うのだが、今回は薄目の0.3mm厚。 これでもリチウム電池の電極よりはかなり厚い。
ひとまずそれを小さく切って、フツーのハンダとアルミハンダでリード線を付ける実験をしてみよう。


工したアルミ材。
幅7mm、長さ5cm程度にカットして、先端を軽くヤスリでみがいてみた。
どうせスグに酸化被膜ができるんで、キレイにみがいても変わらないんだろうけど。


初はフツーのハンダから。
コテをあたため、巻いてあるハンダをアルミ材の先に溶かして乗せたところ。
まだハンダとアルミは馴染んでいないので、ここでさわると「ポロッ」と取れてしまうこと必至。

ここで、ハンダの中にコテ先を突っ込んで、下に敷いてあるベニヤ板の感触を確かめながら、ガリガリとアルミ酸化被膜を剥がしてやろう。
ハンダが上に乗っかっていない部分は、コスった尻から酸化被膜に覆われてしまう。 あまりムキになってガリガリやっても逆効果かも。


度に馴染んだら、リード線を突っ込んで固定する。
とりあえず、引っ張っても外れないことを確認して、終了~っと。

ま、実際には、真鍮や銅の板材にハンダ付けするようなしんなりとした感じには仕上がらないのだが、ここはあまり追求しない方が良いと思う。 ハンダの底にある接合部も、どこまで酸化被膜が剥がれてくっ付いているかまでは破壊しないと判らない状態だ。

ささ、次は専用のアルミハンダですか

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