2023年11月4日土曜日

真空管アンプ実験用電源を検討してみる・・・ (Part-3)

ょいと古いネタになって恐縮だが、2019年の夏頃、当時進めていた 12BH7AパラPPアンプで使う電源をそろそろ確定するかと頑張っていた時期にさかのぼりまして・・・。
いちばん最初に試してみた LT1170を使ったフライバックコンバータな実験用電源は、色々試行錯誤してみたけどパワー不足確定だったので、次の中高圧が出せる実験用電源を準備するか、とこちらも頑張ってみたんだけど。 実のところ、どこかで熱が冷めてしまったようで、B電源系統の出力電圧が可変できるところまで確認したところでトーン・ダウンしてしまってましたな(^^;
最低限、ヒーター用の A電源と、グリッドバイアス用の C電源を出せるようにしておかないと、何か実験するにしても 1台で完結できないという事情も出てくるんでね。 たとえばマジックアイを入手してテストをやりたくなった場合なんかを考えても、古い実験用電源を温存しておかないと困るという状況だったりする。


こでお立ち会い。 少し前にこのテの電源の横展開応用が進めばという目論見で、少し汎用性を持たせたカタチで基板をこしらえてみたんで、まずはその基板の評価を兼ねて、実験用電源の件をもう少し進めてみようかと。 はい
ひとまず第一段階としては、YDS-812モジュールを使って入力側の電圧を可変、出力電圧もそれに追従して可変できて、以前の環境とほぼ同等 (出力電圧に1~2Vの誤差がある程度) になったところまで、という感じですかね



しらえた基板に、高圧B電源系統の部品を載っけたところもご覧いただきませぅ
B電源の出力電圧を可変するため、入力側の電圧を YDS-812モジュールで可変しているんだけど、プッシュプルコンバータを構成する Power MOS FETのゲートドライブ電圧を確保するため、別途安定した12Vの電源が必要になる。 以前の環境では YDS-812モジュールの隣にレギュレータを置いていたのを、今回は基板内に置けるように変更している。 もちろん入力電圧が仕様内 (10~14V)に収められる場合は、ここは直結にすることも可能。

い、以前に基板の紹介をさせてもらった際に回路図がお出しできていなかったんで、載っけておきましょ~かね 

ここで、以下の部品については大元の DC/ACインバータ基板から取り外した部品の再利用となるので、ご留意のほど(笑) 

  • Q1, Q2    ・・・ Power MOS FET (熱伝導シート、固定金具込み)
  • U1      ・・・ DIP1モジュール
  • LED1 or LED2 ・・・ 赤/緑LED
  • C11      ・・・ スナバー用チップセラコン
  • T1      ・・・ ステップアップトランス

ではでは、とりあえずこんな感じで、計画の方も進めて行きたいと思う・・・

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