昨年末に某オークションに出品されていたのを廉価に購入した、マツダコネクトの中古ディスプレイユニット。 ご紹介から少し間が空いてしまったが、軽く裸に剥いて内部構造を調べてみようと思う。
ご本尊のディスプレイユニットを取り出したところ (再掲)。 CMUに取り付けるための金具が結構な存在感を放っている。 樹脂製カバーや金具を取り付けるためと思われるネジもいくつか確認できるので、早速取り外して分解を試みよう。
本体の底面から見たところ。 端子は 2つあって、4Pinのおそらく映像信号用ともう一つは制御用だろうか。 電源用の端子もあるだろうから、この辺りはもう少し調べておかないといけませんな。
ディスプレイの両サイドには、ダッシュボード上に固定するための白いクリップが見えるのだが、よく見るとその両外側にネジが埋まってますな。
背面にもネジが 4本。 これらもささっと外して・・・ と
おっと、CMUに固定するための厚い鉄板、何と液晶パネルの背面に一体化されたスタッドが立ててあって、基板と一緒にがっちり共締めされてますなぁ。 それと、サイドのスリットにも固定のためにバネが仕込まれているような感触だ。
例の鉄板を外そうとして、一瞬難儀しそうな予感がしたんだけど・・・ ネジを外して片側に寄せてみたところ、何とかサイドのスリットにあるバネの嵌合も外れてくれたようだ。 早速基板上の部品を観察してみるとしますかね
基板上で液晶パネルに接続されているコネクタ付近に 2つほど特徴的なチップが実装されているのが確認できたんで、その他主要部品も含めて型番を当たってみた。
- MAXIM MAX9264GCB/V ・・・ HDCP GB De-Serializer
- ATMEL MXT224E-ATR ・・・ maXTouch 224ch Touchscreen Sensor
- Freescale S9S08AW32 ・・・ 8Bit MCU
- TM070RDZ38 B-2 ・・・ WVGA LCD
LCDはメーカー名が書かれていないし、データシートも見付からないんで詳細不明ではあるものの、型番から推測すると何となく
SANYOっぽい感触だな。 インターフェースもほぼ間違いなく Digital
RGBだろうね。
各主要デバイスたちをアップでみたところ これらのチップは一応データシートもゲットできたんで少し調べてみた。 自分的に最も興味があるのが MAXIM MAX9264GCB/V なんだけど、ざっと見た感触では双方向通信をするためのチャンネルを持っているので、単にバスを延長する (つまりモニタそのものを移設するとか) は簡単にできそうな感じがするものの、別のモニタをパラにするとかは簡単にはできないっぽい。
ということで、ディスプレイユニットの中身は何となく判ってきたような気がするものの・・・ 何か改造のネタが思い付くまではもう少し時間が必要かも、というのが正直なところかな。
ま、もう少し調査しつつも色々考えてみましょ~かね・・・
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