自宅玄関に装備されているドアホンが不調になり、買い換えてからかれこれ3ヶ月になろうとしている。 新しいカメラ付きのヤツも無事に稼働開始して便利に使わせてもらっているということで、古いのを捨てる前のお約束として軽~く分解なんぞをさせてもらおうかと(笑)
こちらが古いドアホン。 中古で買った自宅が新築されたときに付けられたと思われるヤツなので、もう20ン年の年期が入っている結構なご老体かも知れないな・・・
こちらは台所に取り付けてあった親機。 本体を掴んで引っ張り上げるだけで、そのまま取り外し完了(笑)
親機と子機を並べてみたところ。
リード線でつないで動作確認しようかと一瞬考えてみたけど、もうイイよね
これは余談だが、メーカーは“アイホン”製ですな。 リンゴ印のスマホが有名になりすぎたせいか、「iPhone のマネしてやがる・・・」 って思う人があるかも知れないが、こっちの方がオリジナルなのでお間違いなく(笑) Wikiなんぞを参照していただけると有用な情報が得られるのでご参考まで。
早速子機を分解開始~
さすがに屋外で20年以上使われているとこうなるんだなぁと再認識
スピーカーの前には防水シートが張られていたようだが、劣化してぼろぼろになり、そこからスピーカーのコーン紙も劣化が進んでどちらもずたボロ状態 これではまともな音にならないのもうなずけますなぁ
基板に目をやると、1対の線で送受信を行うためのインターフェース用に、そこそこな部品がマウントされているのが判る。 特徴的なのはやはりトランスかな。 半導体類は、一般用トランジスタの 2SC945のほかに、やや大きめなパッケージのトランジスタ 2SC2235君も取り付けられている。
親機も分解してみよう
こちらは電源用の電池を入れるためのスペースがケースに設けられており、基板上には受話器を上げたことを検知するためのスイッチなども装着されている。
基板上の部品点数も、子機の基板に比べるとそれなりに多いようだ。
もう1枚別アングルから。
こちらの基板にも、子機と同様トランスが装着されているのが特徴的。
半導体類は、一般用の 2SC945、やや大型の 2SA965、それにオーディオアンプ用ICのTA7336Pなんかがマウントされている。 ところで 2SA965と、子機に使われているコンプリの 2SC2235って、Vcboが120Vもある高耐圧な石なんだけど、ちょっと特性的にこのテの用途にはメリットがないような気がするのね。 大電流領域でのhFEの落ち込みも早いし、コレクタ電流をようけ流すと飽和電圧が下がらへんし・・・ 低圧大電流型の石のほうが特性的にもメリットは多いはずなんだけどね・・・ って、まぁイイか(笑)
はい、おNewなドアホンに交代してもらい、玄関の方もスッキリした感じですな
ではでは、今日はこの辺で・・・
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