このテのネタを以前に追いかけていたのが 2014年の4~5月なので、ほぼ1年前。 インスタントレタリングの代用品となりそうなアイテムをいくつか試し、自分的には何となく答えは持っているつもりではあるものの、100%の出来ではないというのも事実。 ここでもう一発有望な代用品が発見できれば・・・ というのが今の正直なキモチかも知れない。
ということでお立ち会い いつもの Aitendo's電子工房さんを物色していたら、プリント基板のパターン作成に使用できるという“パターン転写シート”なるアイテムを発見。 銅張りの生基板に転写できるんだったら、アルミのパネルに転写するのも行けるハズだよな~♪ と、早速試してみようと購入させてもらった次第。
はい、この転写シートはトナー式のレーザープリンタで印字が必要ということなので、まず職場のプリンタを (勝手に)借用してテストパターンを印字してみたところ。
これは余談だが、インクジェット系のプリンタでは大抵ドライバの設定で鏡像指定ができるんだけど、ページプリンタのドライバには残念ながら項目はなさそうな雰囲気。 MS-Wordなんかで文字列を入力しただけでは鏡像印字できないので、テキトーなグラフィックツールを使うのがお勧めかな。 今回は、いつもの Paintshop Proにて。
早速自宅に持ち帰って、アルミの端材を用意。 半分ほどの領域にペーパーがけして「簡易ヘアーライン加工」の上、洗剤で洗って脱脂しておくと。
印字した転写シートを小さくカット、こんな感じで軽く固定して・・・
アイロンを熱して、「じゅわ~っ」と、圧をかけつつ基材もろとも熱してやる。
初回テスト結果はこんな感じで・・・
あんまりしつこく押さえつけなかったためか、基材端部の凸凹があるところや、テープで固定した部分の段差が影響して転写できていない部分が出ているような感じですな。
中央の平坦な部分はイイ感じの仕上がりなので、そこそこ期待しても良いのかも知れない。
続いては 2回目のトライ
転写されたトナーを剥がそうと金属タワシでごしごしやったもんで、全面ヘアーライン加工になってしまった(笑)
今度はかなり「ぐりぐり」と執拗に押さえつけてやったので、転写むらは軽減されているような感じかな。 但し、台紙が動いたと思われるズレや、押さえつけ過ぎたと思われる印字の残り(逆流?)、台紙のフチがこびりついているところなども見られるので、これもほどほどにというところか。
とりあえず、もう少し条件と方法を試行錯誤してみて良い結果が得られるようなら、この方法も採用してみたいと思う次第。
ではでは、とりあえず今日はこの辺で・・・
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