テストベンチ上で細々と準備を続けている 12BH7A全段差動パラPPアンプ、仕事が忙しかったり、野暮用に振り回されたりと進捗が思わしくないのがつらいところではあるが、何とか「音出しまであと一歩」のところに来てくれたようだ。
まだ一部未配線の箇所が残っているという状態ではあるが、初段、出力段とも直流的な動作確認は済ませて問題なく動いている
初段に使うタマは何にしようかと少し迷ってはいたのだが、とりあえずは虎の子の 6AQ8君を出してきた。
たまたま手元に 4本ほど松下製の中古球があったんだけど、この球がテレビに使われることはほとんどなかったので、どういう経緯で入手したのかはよく判りませぬ。
元々この6AQ8君は高周波用の球なので、12AX7をはじめとする低周波用の球にくらべてプレート電流を多めに流しておかないといけないらしいが、実際のところはどうなんだろうね。
動作例を色々参照してみると、各ユニット10mAというかなり多めの電流値が書いてあるのを目にするけど、さすがにそこまで流すと電源の負担が大きいのと、球の寿命も心配になってくるので、今回は両側の合計(つまり定電流回路で引く電流値)を 9mA付近に設定してみた次第。
仮に 10mAのCRD E-103を選別して9mA付近のをつないでみたけど・・・ 自己発熱でちょっと減っちゃいましたなぁ(汗; また別の回路に置き換えの算段でもしておきますかね。
ではでは、今日はとりあえずこの辺で・・・
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