さて、時期的に年末というと「大掃除ネタ」が絡むんで、何台か残っている蛍光灯器具の球を新しいのに換えようか、それともLED照明を新調しようかとしばらく考えていたんだけど、ショップで色々見ていても 1万円以下で買えるLED照明はというと白色単色で、しかもリモコンがしょぼいのが大半なので触手が反応せずというのが正直なところだった。
と言いながらも実は年末に一度 9,000円そこそこで買える調色対応器具を見付けたのだが、たまたまその時は1台しか在庫がなく、昼から日本橋に行くつもりだったので「まぁ日本橋でも同じのが買えるか・・・」と軽く考えていたのが不発だったと(苦笑;
そして年明け、1月04日のまたまた通院日(笑)
さすがに年末そんな出鼻をくじかれた一件があったんで、蛍光灯の球は買わずに傘を洗って清掃するだけの控えめな対応でお茶を濁していたんだけど・・・ 例の店でまたヒマをつぶしていると、まぁ 1万円以下という希望は満たしていないものの、調色対応器具で ~8畳用、リモコンもそこそこ見栄えのするLED照明が特売になっとりますなぁ。 照明専業メーカー DAIKOさんの“DXL-81118”君が 11,800円ナリ~
ちなみに値札が重ね貼りしてあるのだが、11,800円の奥は14,800円、そのまた奥は15,800円とな(笑)
またまたチャンスを逃すと長くなりそうなのと、お買い物券が財布に入っていてちょっとした割引になるんで、結局買ぅてしまいましたワ
そんなこんなで数日が過ぎ、無事に届けられたLED照明君×2台~
早速開梱&ご対面~
いきなりカバーが「コンニチハ」状態なんだけど、梱包箱天面にはクッションの類は入れられていないんで、今回は大丈夫だったけど上から重量をかけるとひび割れやキズの原因になりそうな予感。
そして向かって左下には、ガムテープで固定されているリモコンと、リモコンを使って操作する場合の取扱説明書ね。
箱の底面側、早速LEDご本尊のお出ましだ。
照明器具本体のほか、引っかけシーリングに取り付けるアタッチメントも装着された状態で収められている。
器具本体を箱から取り出して、LEDマウント部分の周囲をとりあえず観察してみる・・・と。
以前 2011年の年末に買った、目の付け所がシャープなお会社さんの器具には、そこそこ大電流型のLEDが放熱器を兼ねたフレームに取り付けられていたのが印象的だったが、今回のは比較的小粒のLEDが分散してマウントされているようだ。 取説には「144灯」って書いてあったけど・・・ 数えるのは面倒なんでやめときましょう。
LEDがマウントされている基板からは、寒色、暖色、保安灯用の配線×6本が、2つのコネクタに分かれて引き出されている。
向かって右上に貼ってあるラベルに目をやると、「MADE IN JAPAN」の文字が書いてありますな。 優秀優秀。
その他のスペックとしては、入力電流が0.46Aで消費電力が46W、つまり力率改善のためのPFC回路が組み込まれていることが判る。 最近は色々な規制のためか、コンデンサインプット型の整流回路を使った旧来の電源はどんどん少なくなってきているようだ。 この流れはそのうち我々アマチュアの電子工作にも何らかの影響が及びそうな予感が・・・
器具の構造を観察していたところ、背面のフタが簡単に外せそうだったので、使い始める前にちょっと失礼して支障のない範囲で分解してみることにする(笑)
まずは制御回路一式が載っている基板のオモテ側。
やはりここはコスト重視ということか、ベークライト製の安価な片面基板に部品が「ちょろちょろ」という感じかな。
向かって右上に見える電源コネクタから時計回りに、
・電源フィルタ、コモンモードチョーク
・整流、PFC回路
・LED調光用インバータ×2回路
中央のマウント穴上部には、リモコン受光素子と Ch切り替えスイッチが樹脂製のケースにマウントされている様子が判る。
基板のウラ側はこんな感じで。
整流用のダイオードは、比較的小型のブリッジを 2個パラっている様子が伺える。 特に電流集中防止用の抵抗 Etc.は取り付けられてないようだが、その真意は?
ご多分に漏れず、主要部品は軽薄短小化の進行で面実装部品主体になっているようだが、比較的大きめの片面基板なんで実装工程は結構難しそうな感じがしますな。 DIP工程でマスキングが必要なのか、フラックスが引いてあるところとないところがくっきりと(笑)
こちらはリモコン受光素子と Ch設定スイッチのマウントされたハコを外してみたところ。
一瞬この中にマイコンが隠れているのかと考えてみたけど、単に受光素子とスイッチ、それにセラコン1発だけのようで・・・
最後は付属品一式ね。
引っかけシーリングに取り付けるアタッチメント、それにリモコンと壁掛けホルダー、単四電池×2本。
はい、取り付けそのものは数分あれば完了ですな
取り外した蛍光灯器具も、とりあえずは分解してみる・・・と(笑)
この器具も2002年製なんで何だかんだと10年ちょっと使ったことになるんだけど、基板を観察したところ、ちゃんとPFC回路が入っとりますなぁ
これとは別に子供部屋の器具も交換して分解してみたところ、こちらは単なるコンデンサインプットのブリッジ整流。 以前に修理した台所の器具や、その修復用に部品取りした廃品の器具は倍電圧整流と、まぁ色々バリエーションに富んでいるのは結構興味深いところ。
とりあえず、回路基板だけは捨てずに確保しておくことにしますかね
ではでは、今日はこの辺で・・・
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