何とか本年のお仕事も終了し、正月休みへと突入。 本日はやや伸び気味の髪をサッパリさせるため、午後から散髪ついでに外出してみたのだが、特に収穫なく帰宅・・・ と。
何かめぼしい収穫でもあれば、ネタを切り替えようかとも考えてみたんだけど、とりあえず今日は前回の続きということで、LED照明の分解編でも行っときますかね
さてお立ち会い。 箱から出したLED照明をしげしげと眺めてみると、とりあえず下面のフタが外しやすそうに見えてきたので、ここから外して行くことにする。
まずはネジが 8本・・・ だったかな。 すんなりフタが外れて制御回路基板のお出ましだ。
アルファベット“Q”の先っちょというか根本には AC100Vの入力コネクタ。 そこから時計回りに回路が展開されているような雰囲気に見える。
ネジが留まっていた枠は LEDのマウント金具兼放熱板のようだが、このままだとご本尊のLEDは拝むことはできないので、外側のカバーも外したいところだ。
本体をひっくり返し、固定ネジとサポート板を抜いて外そうと格闘するも、本体よりも開口部が一回り小さく作られているため、変形させながらうまく本体を引き抜かないといけない。
ということで、見た目はあんまり変わらないけど、カバーが外れた回路基板と LEDマウント金具たち。
黒いカバーが掛けられている AC入力部分。
コモンモードチョークとフィルタ用のコンデンサが確認できる。 そして手前のヒートシンクが付いているのは整流用のブリッジダイオードのようだ。
さらに先へと進むと、パワーFETが2発。
ST Microの“STP10NK60ZFP”、600V 10Aの Power MOS FET君ですな。
右側にはやや大きめのトランス、そしてその左側にはフォトカプラ君。 ここまでのブロックで、一次側コンバータが形成されているっぽいね。
基板のウラ側は見えないので、回路の詳細までは判らないのだが、大容量の電解コンデンサもこのブロックには存在していないことからして、PFC(力率改善回路)を兼ねたコンバータと思われる。
そして、その先。 今度は大きな電解コンデンサが登場(笑)。
ヒートシンクに取り付けられた部品たち、ちょっと型番が読み取れなかったのだが、向かって右側 2つは三洋のダイオード“SBR-100”っぽいね。
さらに先へと進むと、コイルが2つ。 そしてその先はご本尊の LEDへと続くコネクタですな。
二次側のコンバータはどれ位のスペックなのかはまだ予測していないのだが、このコイルを見ると、細い巻き線を多数束ねて少回数巻いてある様子が伺える。 高周波で損失を防ぐための工夫だろうね。
最後はご本尊のLEDと、集光レンズ。
ほぼ同じ構成と思われるユニットが、合計8枚
ということで、ざっと駆け足で「支障のない範囲で」分解してみましたということで・・・
本当は基板の裏もきちんと見てみたかったのだが、ヘタにいぢくってもう1台買う羽目になっても困るので、とりあえずこのあたりでガマンしておきませぅ。
シメはやっぱり「豚のモト」行っときましょ~
五感の“完熟こころ苺と和三盆のムースリーヌ”でごぜ~ます
ではでは、今日はこの辺で・・・
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