2022年11月20日日曜日

ぺるけ式トランジスタ PHONOイコライザを作ってみる・・・ (Part-4.5:電源トランス実装変更試行編)

るけ式トランジスタ PHONOイコライザ製作の Part-4.5。 ちょいと前回 Part-4から間隔が開いてしまったけど、音出し確認で課題として残っていた「ハム退治」の一環として、電源トランス実装の工夫とかも進めてみたいと思う。

い、最初は例によって今回分の完成形。 前回本チャン用のシャーシーに主要部分を組み込んだところから、電源トランスを別途調達した鉄製ケースに入れて配置を変更したところ。

結論から申し上げるなら、やっぱり安価なトランスはそれなりに漏洩磁束が多いので、小型ケースに入れるのは無理がある、ということですwa
漏洩磁束発生源のトランスを鉄製ケースに格納してやれば使えるレベルになるかも・・・ と目論んでいたんだけど、まだ少し足りませんというのが実際のところ。 なので今回も控え目に採番を刻んで Part-4.5にしておこうかと (^^;
トランスを信号経路から離すのが最も確実なのでとケースを余裕のある大きなヤツに変えるべきなのか、カネがかかるのはイマイチではあるけどトランス自体を漏洩磁束の少ないヤツに変えるのが良いか、それとも全く別の方法で行くのかは引き続き検討ということにしておきませぅ


ず最初は少し時間を巻き戻して、10月29日のお買い物時に調達してきた鉄製ケースにトランスを格納してみるところから記しておきたいと思う。
たまたまシリコンハウス共立の1Fで見かけた電気工事でコンセントやスイッチなんかを壁面に埋め込むときに使う鉄製ボックスなんだけど、安価でそこそこ頑丈、大きさも今回のトランスにちょうど良い感じだった。
鉄製ケースだと加工がしんどいというのがあるんだけど、元々開けられている穴を利用してトランスの固定や配線の引き出しも問題なくできそうなので、上の写真のように端子部分の絶縁をしておくのみで大丈夫っぽい

して裏蓋。 本来ならコンセントやスイッチが顔を出す側のパネル面ですな。 ここは裏返してアルミシャーシーにネジ止めになるんだけど、やはり鉄製のパネルがあった方が遮蔽効果が高まるだろうということで、手近にあった鉄製パンチングメタルの切れ端を加工してはめ込んである。 これで底面から M4のネジで締めれば固定されると。
そして配線は、トランスを固定したサイドの長穴と反対側のマル穴のテキトーなところから引き出しておけばOKかな。

んなこんなで配線なんかも変更したところ。
電子電圧計を出力端子に接続してざっと状況確認したところでは、ハムレベルもそこそこ低下してくれているんで、MCカートリッジ用ヘッドアンプを有効にした状態で L/Rそれぞれつなぎ換えてトランスの場所や方向なんかを移動、記録を取ってみた次第。
最終的にはアンプとヘッドフォンを接続し、ホワイトノイズが判るくらいまで音量を上げてハム最小の位置を探ったのが上記の写真ですな。 まぁ満点はあげられないけど赤点は免除してあげよう的な状態までは持って来れたんで、暫定使用には使えるかも、と考えていたんだけど・・・

う~む、本チャン環境に持ち込んでプレーヤーを接続してみたら、ハムレベルが上がってしまいましたがな

力端子に “ショート・プラグ” を差し込んでみたら、やっぱりハムレベルが上がりますなぁ・・・ ということは、基板から切り替えスイッチを通って入力端子までの 10cmほどの配線にトランスからの磁束が誘導しているということになりますな
まぁ少々磁気遮蔽したところで、色々な方向に磁気は漏れているんでどこから飛び付くかはワカリマセンということですな

ということで、悔しいけどもう少し対応の方も考えてみたいと思う・・・

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