このプロジェクトも以前から味見を続けていたモデルがあった中で、デジットさん店頭でもいくつかの別モデルが販売されたりと、それなりに移り変わりがあったのはまぁよくあるパターンのように思う。 自分的にはそこそこ使い出が感じられるモノがあれば買い込んで調べてみようという感じで進めていたんだけど、ちょいと浮気をしたのもあるんで・・・ 今回はそのうちの 1つを軽~く味見してみた記録を記しておきたいと思う。
ということで、購入時の写真を再掲しておくとこんな感じね。 かなり以前から店頭に置かれていたんだけど、図体がでかいので実のところはあんまり Kyotaniセンサーにピピンと来なかったアイテムですwa
この時は他にピピンと来たアイテムがなかったせいか、何となく手に取ってみたら「大きさの割にそんなに重量感はないなぁ」ということで、中身が樹脂モールドされている別モデルのような面倒臭さも感じなかったんで 1つ連れて帰るかということにしてみた次第
早速ということで、裸に剥いてみたところ。 イマドキの安価な体裁という感じの実装方法にまとめられているんだけど、要は片面基板の裏側にそこそこな面実装部品がマウントされている感じですな
ざっと観察してみた感じでは、コンバータ用のトランスが 1つで出力が 2系統なので、AC電源入力から整流回路、主コンバータまでが 1系統にまとめられており、そこから 2系統に分かれて「降圧・定電流」なコンバータが 2回路ぶら下がっている感じに見えますな。
手始めに、無負荷で動かしてみて出力電圧を調べてみたところ。
コレはデジットさんでもらったぺら紙にも書かれていたのだが、42.4Vとなりましたな。
テスターをつなぎ換えてトランスの横にある大きな電解コン両端の電圧を計測してもほとんど電圧変わらずだったんで、主コンバータの出力設定が約43Vという感じなんだろう。
続いては、前回にも登場してもらったクルマ用と思われる1列あたり12Vで点灯する LEDを片側系統に接続、負荷にしてみたところ。 別途入手した仕様書によると出力電圧範囲は 16V~40Vとなっていたんで、ひとまず 2列直列の24Vを狙って接続してみた
この時の出力電圧は 22.8V、主コンバータの出力は少し下がって 42.1Vになった。 あんまり安定度は高くないかな??
さらにもう片側にも負荷をぶら下げて・・・と。 コチラも 2列直列の24V狙い~4列直列の48V狙いまで試してみたけど、何れも点灯状態は問題なし。 2系統ともに 2列直列24V狙いの負荷をぶら下げたところ、主コンバータの出力はさらに下がって 41.8V。 やはり安定度はそれなりな感じかな。
さて、ここまで確認したところで、このLED照明用バラスト君を何か別の用途に転用できるかと考えてみるも、やはり使い出は感じにくいかな・・・ というところですかね。
二段目の定電流な降圧コンバータをいぢくって定電圧な設定ができるように改造できたとしても、仕様書記載の電圧範囲を引用するなら 5Vや12Vに設定するのは無理があるし、16V~40Vに可変できる 0.5Aの出力が2系統あっても、あんまり使わんかな・・・ 正直なところ
ということで、何か良いアイディアを思い付くまで封印しておきますかね・・・
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