2020年9月11日金曜日

VFDオーディオレベルメーターの製作 (本組み編 Part-1)

ベルメーター用途なVFD君の応用ネタ。 ようやく本チャンのシャーシーを (手作りながら) 準備したんで、本組み編ということでまとめにかかりたいと思う。 正直ベースな話としては、まだフロントエンド部分の信号整流回路やスケールの圧縮処理なんかは未着手なんだけど、このあたりの評価検討は別途進めさせてもらうとして、入れ物の方を少しでも完成形に近づけておきたいと思う次第。

ずは、例によって本日の記事の最終形。 シャーシーとなるアルミ板にこれまで作成してきた各ユニットを組み上げてみたところ。 電源入力のための部材もユニバーサル基板にマウントしたんで、ケースに追加工や塗装を施す際に分解したり、組み直したりという作業にもスムーズに対応できるはず。

ケースのサイドやフロントパネル部分はまだフリーにしてあるのだが、脳内構想はほぼ出来上がっているんで、いくつか検討中の VFD表示ユニットをあてがってみて問題の生じないように組み上げたいと思う。

それと、VFD3065Aの表示ユニット / 電源、コンパレーター / VFDドライブ制御部の各ユニットについて、回路図の準備ができたので貼っておきたいと思う。 実験と称してフライングで試し貼りをしてしまったというのは置いといて(笑) ご参照いただければ幸いだ。



ずは、製作準備編からの Updateなアイテムたち。 ケースの試行錯誤をスムーズに進めましょうということで、電源入力部分のメガネコネクタと電源スイッチ、それに VFDのフィラメント用の電源トランスにはヒューズを入れるべく、ユニバーサル基板にマウントしてみた。 付け外しが伴う配線はコネクタを経由させてあるので、メンテナンス時に半田ゴテのお世話になる必要はない。


してこちらは製作準備編でもご紹介した電源ユニット。 まったく同じ電源ユニットなんだけど、使い勝手を考えて 2箇所ほど改造を施してある。

一つ目は、雷のサージを吸収するためと思われる素子を除去するための改造ね。 これの最初は "Z3" と記された場所のアレスタ (多分) を外す処理。 片方の端子がそばのネジ穴に接続されているのだが、ケースは大地アースされる構造ではないので潔く外してしまうのが正解だろうと思う。 で、Z3を取り外すと Z1とZ2 (270Vのバリスタ) が直列になった状態で AC100Vのライン間に接続された状態になるので、こっちはどちらか一方を外して短絡させるのが正解かと。

二つ目は電源ユニットから各供給先への接続。 元々は 4Pinの XHコネクタが装着されているのだが、今のところ 3つのユニットが接続される予定なので、余裕をみて 2Pinの XHコネクタを 4つに分岐してやることにした。

ャーシー上に各ユニットをマウントしてみたところ
まだユニバーサル基板に組み立てたユニットが最低ひとつは追加される予定なんだけど、シャーシーのサイズは以前に組み立てた真空管アンプに合わせた関係で十分余裕がある状態だ。 まずはこの “本組み1号機” を完動させることを念頭に、作業を進めていきたいと思う。


後は回路図の方もどうぞ
おそらく pdf版の回路図の希望もあるかと思うのだが、Blogに直接貼れないのと少し準備も必要なので、あとしばらく時間をいただければと思う。

それでは、ひとまず今日のところはこの辺で・・・

2 件のコメント:

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