この記事も少し長期化してきたようにも思うのだが、ひとまず簡単な方を進めてみましょうということで、AC出力を整流するパターンをもう少し実用的な環境に仕上げるべく、テスト用の機材として組み上げて行こうかと思う。
この後のパターンとしては、ケースから取り外した DC/ACインバータの基板を仮のフレームに固定し、一次側ドライブ用の Power MOS FETの放熱器などをきちんと装着してやる必要がある。 そして、前回までに実験した AC出力整流回路のバリエーションを別基板に組んでやり、ある程度負荷をかけてきちんと動作することを確認しておきたいと思う次第。
ということで、上の写真は仮のアルミフレームに基板を装着してみたところ。
向かって左側は、DC/ACインバータの基板にネジ止めするための場所が捻出できなさそうなのでと、別の穴あき基板を加工して重ねてからフレームに固定するという二段階方式にて。 そして右側は現時点ではブランクだが、整流回路を載せたヤツを 2パターン位作成して比較するかなと検討中。
先ほども記させてもらったんだけど、この DC/ACインバータの基板はかなり小型に作られているため、固定はケースに切られた溝にはめ込んで、両サイドをパネルで塞げば OKという簡易な構造になっている。 これを基板だけ取り出して使おうとすると、ネジ止めできそうな箇所がないに等しい状態なのでどうしようか悩むことになってしまう。
そこで考えてみたのが、既製品の穴あき基板の中央をこの基板が載る程度にくり抜いてやり、上からテキトーな機構で押さえ付けてやれば固定できそうかな。 ということで、まずは試作してみた。
上の写真は、ひとまずくり抜いた穴あき基板にご本尊をあてがってみたところ。
この後干渉しそうな部品がある場所をもう少し広めに調整し、くり抜いた基板を細くカットして固定用の金具 (ていうのかな?) に加工し、ネジ止め用の穴を開けて固定している。
とまぁ簡単に記してみたんだけど・・・ 結構加工に手間かかりますな (苦笑;
実験用としては基板を取り出して組み直す方が便利に使えそうに思うのだが、用途次第では、元のケースごと再利用するパターンの方が絶対楽ですな・・・ と敢えてひと言 (爆;
ではでは、今日のところはひとまずこの辺にて・・・
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