つい10日ほど以前、トランジスタ技術誌で紹介されていた某記事のタイトルをそのままお借りして例の高周波用 FET入手の話題を記させていただいたのは、まだ記憶に新しい。
例によって品薄になってきたパーツの調達には、私もオークションなんかを活用させてもらうこともあるんだけど、古くからやっておられるショップを丹念に見ていくと、色々珍しいデバイスをまだ持っておられるところもあったりするワケでして・・・
ということで、本日の話題行ってみましょ~
はい、某オークションでタイミング悪くYランクしか調達できなかった高周波用 MOS FET 2SK241-GR君、無事に入手完了でごぜ~ます
早速いつもの半導体アナライザでの特性チェックもやっつけ、抜き取り検査ではあるけれども味見の方も完了して「いつでも準備OK」っちゅう感じかな
そんなこんなで、ここしばらく高周波ネタをいぢくろうとして必要になるパーツ類を色々と集めさせてもらっているんで、ついでに何点かご紹介しておきますかね
こちらはつい先週末、シリコンハウス共立さんで入手したプリスケーラーICは MB501君(再掲)。
手近な周波数カウンタに接続して、最高カウント周波数のレンジを拡張するために使用する予定。
マイコンを使って自作した簡易的な周波数カウンタでは 10数MHzまでしかカウントできないのが一般的なんだけど、プリスケーラーを接続すると入力信号をあらかじめ分周して低い周波数に変換することができる。 つまり分解能を下げる代わりに、カウントできる周波数の上限を拡張できるということですな。
高周波の発振回路を構成すると、周波数の可変も必要になるということで、可変容量ダイオード(通称バリキャップ =バラクタダイオード) も何種類か用意してみた。
有名どころとしては、東芝さん謹製の1SV147君と、1SV149君。 私もいつ頃購入したのかあんまり鮮明な記憶はないのだが、遙か昔にシリコンハウス共立さんでゲットしたモノらしいというおぼろげな印象は残っている。 1SV149はAMラジオ用で 1素子単独、1SV147はFMラジオのチューニング用で 2素子が背中合わせに複合されている。
まぁ1SV149は今でも秋月さんで購入できるんで、ディスコンになっているとは言うものの、選択肢が全くないというレベルではないということで。
そしてもう一発バリキャップ・・・ 何故か100本入りの袋で持っていたりするのは JRC(新日本無線)さんの 1S1923君。
確かコレは FMラジオのチューニングずれを補正するためのAFC回路用に使うためのものだと記憶しているのだが、手元にある 1975年版ダイオード規格表に概要情報は掲載されているものの、今になってまじまじとデータシートを検索しても、詳細情報には巡り会えませんでしたという情けない状態。 どっちにしても、まだ私が学生の頃入手したというのは間違いないようなので、かれこれ40年ぐらい前の製品だろうなぁ。
ということで、計画だけ先行して部品を集め始めてはいるんだけど・・・ まだしばらくは「積みタスク」の状態でネタを温めさせてもらいますかね
ではでは、今日はとりあえずこの辺で・・・
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