名古屋は“ボントン”さんで仕入れたレトロパーツたち。 軽~くご紹介したのが7月初めだったので、もう1ヶ月近くたってしまったことになりますな(苦笑;
今回は「放置」ということではなく、真空管回路用の実験用電源を調達するのに時間がかかってしまったのが原因なんだけど・・・ ととりあえず言い訳 しつつ、遅めのご紹介なんぞ行ってみますかね。
こちらが届いた荷物。 クロネコ印の標準袋に小さめの段ボール箱が入れられた状態で到着~
前回ご紹介した「集合写真」を再掲しときましょ~
今回購入の部品たち、実は少し前から目を付けていたんだけどなかなか踏ん切りが付かず、漲ってくるまでに少し時間を取られてしまったというのが正直なところ。
ということで、プチプチに包まれているのは同調指示管(マジックアイ)ね。 それにゲルマニウムトランジスタを 3種類ほど(笑)
はい、こちらが今回の「メインディッシュその1」、マジックアイは“6R-E13”君でごぜ~ます。
購入価格は 1本1,050円ナリ、もちろん新品ですゾ。 このタマはまだ比較的新しい部類に入るので流通量もそれなりに多く、まだ入手性は良い方だと思われる。
発光面が管の側面にある同様の中華ダマ“6E2”が安価に出回っているが、某店で900円出して6E2を買うのなら、日本製の6R-E13に1,050円投資する方が「理にかなっている」と思うのは私だけだろうか(笑)
点灯させてみたの図
ええ感じの淡いグリーンの光を放ってくれますなぁ
ちなみに、いちばん上がゼロバイアス。 最もバーが開いた状態。 負のバイアスをかけて行くとバーが閉じ始め、-6V位で下側のようにバーが閉じた状態の表示になる。
次は今回の「メインディッシュその2」、日立製NPNゲルマTR“2SD75”君でごぜ~ます。
一般的なゲルマTRといえば、製法の関係でどうしても「PNP」がメインなのだが、アンプを作ろうとすると、やはりコンプリメンタリになるものがあると選択肢がぐっと増えるというのが実際のところだと思う。
ということでお値段はちょっと高めの420円ナリ、まだ「ぼったくりゾーン」までは到達してないギリギリのところだと自分に言い聞かせてポチってみたというのが正直なところかな(笑)
とりあえず 6本購入してみたけど、半導体アナライザ DCA75でのテスト結果は特に問題なく、全数正常認識してくれた。
続いては、同じくゲルマTR。 松下さんの“2SB175”君。
コレは特にコメント不要かな。 お値段の方は単価 315円、昔は100円未満で買えたことを考えると高いんだけど、まぁこんなもんでしょう。
もう1発ゲルマTR(笑)、東芝さんの“2SB415”君。
コレクタ電流が1Aほど流せる小型パワー段用の石をついで買いしてみた次第。 お値段はこちらも単価315円ね。
DCA75でのテスト結果なんだけど、いつぞやと同じパターンの誤判定をやらかしてくれる個体が1つ混ざっていたのが少々気になるところかな。
上の写真がその様子なんだけど、エミッタとコレクタが逆に判定されており、しかもhFEが21だってさ・・・
まぁこれがそのまま不良を意味するということではないので、実際に使うときは追試をやって「もう少し吟味してから使うことにしましょう」ということで・・・ はい。
最後は今回の購入品ではなく、ウチのジャンク箱から出してきた日立製“2SB75”君ね。
ボントンさんには 2SB75の在庫はなく、手持ちが何本かあったものの本数確認しないままコンプリメンタリ・ペアになる2SD75を発注したというのが正直なところ。 で、届いてからジャンク箱を漁って何とか5本ほど発掘完了、何れも正常動作が確認できた。
ということで、とりあえずレトロパーツのネタができたところで、色々と応用法の方も考えてみますかね
ではでは、今日はこの辺で・・・
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