このネタも、ゴールが見えてきている状態ながら完成までにいくつかの作業を残してしまっているのだが、今回は要調整事項のひとつである “DCバランスインジケーター用ドライブ回路” を完成させてしまいたいと思う。
元々は、「手動で 4本ある出力管の DCバランスを調整するのは大変だから自動調整できない??」から始まって、それが実現できる目処が付いたところで「球の劣化でバランスの取れないヤツが居たら警告出したいよネ」という願望が出てきたという流れですな。 なるべく簡単に済ませようと、出力管のグリッドに戻す DCバイアスをコンパレーターにかけ、閾値が一定電圧を超えたら赤信号を出そうと考えていた。 で、おなじみの LM339Nをコンパレーターに起用してオープンコレクタの出力で直接 LEDをドライブできれば、という読みで作り始めたのだが・・・。
ひとつ誤算があったのが、当初は LM339Nの電源を GND基準の +5Vのみで賄おうと考えていたのだが、それだと入力が負電圧になったところでコンパレーターとして動作しなくなってしまうという根性なしなところか。 それ自体は OPアンプ用の ±6V電源につなぎ替えて OKになったものの、LEDのドライブ電流が 4回路で10mAを超えるとつらいよなぁということで、インジケーター基板はあくまで +5V単一電源にしておいて、LEDドライブ用に PNPトランジスタを搭載したものに作り替えてしまうことにした次第。
もうひとつの要決定事項としては、コンパレーターに与える閾値を設定するための基準電圧。 No/Go判定の基準となるものなので複数の球を入れ替えて経時変化も見ながら決定する必要があったりするんだけど、当初は固定抵抗に置き換えるかと考えてみたものの・・・ とてもぢゃないけど限られた時間では決めきれませんwa
ちなみに上の写真は、わざと閾値を小さくして正常な球でも赤信号になるよう調整したところ
ということで、これは固定抵抗化は諦めるかな・・・ 元の基板をいぢって無理矢理半固定抵抗を実装する算段をやっときましょ
元々使おうと考えていた DCバランスインジケーター用基板。 LEDと抵抗が各系統 2つずつというシンプルな回路になるハズだったんだけどネ。
こちらは作り直した方のインジケーター基板。 各系統にトランジスタが 1つと抵抗が 2本ずつの追加。 OPアンプ用の電源を強化して乗り切るという選択もあるんだけど、まぁこのあたりはテキトーに(笑)
早速リード線を取り付けて、実践環境に投入~っと。 向かって左上にある DCサーボが載っている基板の LM339N直近には、閾値調整用の半固定抵抗も実装済みね
はい、動作の方もバッチリですな
完成まではもうひと息、というところまで来てくれたということで、ひとまず今日のところはこの辺で区切っておきましょ・・・
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