2019年9月12日木曜日

うげっ! 虎の子のペケナナが “浦島太郎の呪い” を受けてしまったではないか・・・ (大汗;

い先日の日曜日、取り組んでいる真空管アンプの配線がキリの良いところまで進んだので、動作確認がてらいつも使っている 12BH7Aと12AX7をソケットに挿入、電源を入れて写真撮影していた。 で、ちょっと考え違いをしていて配線していなかった方のチャンネルに球を挿してしまったんで、挿しなおそうかと考えて電源を切ったところで何となく違和感を感じてしまいまして・・・ (^^;


回の記事でも動作状態の写真はご紹介しているんだけど、アップで撮影したヤツを見ていると、この時点ですでに影響が現れているのが判りますな


そるおそる、違和感を感じた “12AX7” 君をソケットから抜いたところ
ご存知のとおり、一般的な真空管には内部の真空度維持のために “ゲッター” と呼ばれる金属を高周波加熱で飛ばしてガラス管内壁に蒸着させてあるのだが、これが明らかに薄くなってしまっている。
そういえば、球をソケットに装着する際、最後に押し込んだときの感触が何となくすりガラスを擦ったような鈍いショックを受けたような受けなかったような・・・ (汗;


もむろに脚の付け根を観察すると・・・ やっぱりクラックが入ってますがな
何となく脚も曲がっているような感じに見えるし


度を変えて再度確認。 2番ピンが根元で内側に曲がり、少し下に行ったところからは外側に曲がっている様子が伺える。 察するに、ソケットの加工精度が悪いのだろうか、ピンが通る穴の開いた上側のプレートが歪んでいて、一部の穴が内側に寄っているのでは、という感じがプンプン漂っている

元々 12AX7をはじめ、アンプ作成に有用なμが高いタマの手持ちはゼロだったんで、このアンプを計画した際に購入の算段はしたものの、新品のは結構値段がつりあがっていて馬鹿馬鹿しく感じたということもあり、出力管と違ってヒートアップすることもないだろうからと中古球を漁ったのが現状。 何本か購入したうちで程度の良い球を動作確認に使っていたのだが、その中で自分的にいちばん期待していた東芝製ロングプレートのヤツを失ってしまったのはちょっとショックですな・・・


物を確認してからまる 1日過ぎたご本尊の “12AX7” 君

異常に気付いてスグはゲッターが薄くなる一方だったんだけど・・・ 金属色の光沢がなくなってしばらくすると、今度はアタマが白ぅなってきましたな

これぞ、浦島太郎の呪い・・・ か

はい、再発防止の意味を込めて、(ソケットの交換はさすがに無理なので) 足の通る穴を確認してヤバいのは削って矯正の段取りでも考えておきましょ・・・

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