あれから少しだけ情報収集なんかもやってみたり・・・ というのもあったんだけど、何だかんだと違和感を感じないパッケージのヤツを見つけたんで、ちょっと比較してみるかと買ってみた次第。
はい、ブツはこちらですな
真空管アンプ用電源のフィルタには別の FETを使おうと考えていたんで、稀少品になってしまったパーツをわざわざ探して買うこともないだろうと思っていたのだが・・・ 何という気の変わりようですか
ご本尊を袋から出して並べてみたところ
こうして眺めている限りでは、昔からある東芝さんのパッケージそのものという感触ですな。 リード線にもちゃんと半田メッキされているんで、違和感を感じることもなし、と
次は並べて外形面から比較してみるかということで、
- パッケージの比較用として、古くからある同じ東芝謹製の K2○13君
- 今回購入した K3○67君
- 昨年末に某ショップで見つけた K3○67君
- 昨年末に某ショップで見つけた Kろ767君
- 電源のフィルタ用にと、以前秋月さんで購入しておいた TK10A60D君
3と4は似ているんだけど、東芝さんの新しいシリーズである 5と比べても、やっぱりちゃいますなぁ(笑)
続いては、半導体アナライザ DCA75君に登場願って、特性の簡易チェックでも
上記の 1は外形の比較用なので特性は調査せず、上から 2、3、4、5をそれぞれ DCA75に接続、Identifyした際の結果を表にまとめたものになる。 2は Vgs(ON)が 3V前半で揃っているのだが、3と4はいずれも 3V後半~ 4Vというレベル。 gmの値も全く異なっている様子が伺える。 ちなみに DCA75の gmは 3~5mAの小電流で測定したものなので、一般的なデータシートに記載されている |Yfs| とは桁が違ってくる。 あくまでも同条件で比較する場合の参考程度に考えておこう。
5は元々大電流が流せる石なんで、Rds(ON)の値も低いのが特徴的ですな。 Vgs(ON)も Identifyの結果を見る限りでは低そうな感じがするんで、脈ありかも、というところですかね
最後は Id/Vdsのグラフをプロットして・・・ と
上記の表で同じ品種のものは同一傾向で、敢えて複数のグラフを掲載する必要もなさそうなんで各1本ずつのみね。
はい、やっぱり 2と3は明らかに別物だろうということで、ひとまず実機に組み込む途候補としては 3と4は除外、2と5を仮に選んでおきたいと思う。 この後、もう少し大電流を流した状態で、Vgsと 出力インピーダンスの測定をやってみようかというところなんだけど、どうしますかね
ではでは、今日のところはひとまずこの辺で・・・
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